尖閣諸島問題を抱える中国と、北方領土問題を抱えるロシアが、戦略的意味をこめて手を握ったという記事を読みました。
国益のためならば、昨日の敵は今日の友、なるほどありそうな話です。
1950年代後半から政治路線の違いや、領土問題をめぐって、中国とソ連(現・ロシア)間の緊張は高まっていきました。
60年代末には、両国の境界線4,380kmを挟んだ形で、中国軍81万、ソ連軍66万の兵士が対峙する事態となります。
1969年3月、境界線と定められていたウスリー川(黒竜江の支流)の中洲にある「珍宝島」で、両軍兵士が衝突する事件が発生しました。
中洲にあるどうでもいいような、長さ1700m、幅500mの小さな島です。
信じられない話ですが、両軍とも最悪の事態に備えて、核兵器の準備もしたそうです。
なんとおろかなことでしょうか?小さな国益を守るがために、両国とも大きな国益を失ってしまいました。
世論は確実に国を動かします。
問題はその世論を形成する国民のレベルです。
世論はどうしてつくられていくのでしょうか?
新聞、テレビ、評論家、大学教授、政治家、様々な意見があるでしょうが、あなた自身の考えはどうでしょう?
様々な人の声を聞くことは大切ですが、その“論の本質”を見極める目を養いましょう。
国益のためならば、昨日の敵は今日の友、なるほどありそうな話です。
1950年代後半から政治路線の違いや、領土問題をめぐって、中国とソ連(現・ロシア)間の緊張は高まっていきました。
60年代末には、両国の境界線4,380kmを挟んだ形で、中国軍81万、ソ連軍66万の兵士が対峙する事態となります。
1969年3月、境界線と定められていたウスリー川(黒竜江の支流)の中洲にある「珍宝島」で、両軍兵士が衝突する事件が発生しました。
中洲にあるどうでもいいような、長さ1700m、幅500mの小さな島です。
信じられない話ですが、両軍とも最悪の事態に備えて、核兵器の準備もしたそうです。
なんとおろかなことでしょうか?小さな国益を守るがために、両国とも大きな国益を失ってしまいました。
世論は確実に国を動かします。
問題はその世論を形成する国民のレベルです。
世論はどうしてつくられていくのでしょうか?
新聞、テレビ、評論家、大学教授、政治家、様々な意見があるでしょうが、あなた自身の考えはどうでしょう?
様々な人の声を聞くことは大切ですが、その“論の本質”を見極める目を養いましょう。
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