２大政党化への道

私たちが目指す政権交代可能な２大政党政治、そこに至るまではそれぞれの政党がしだいに政策を収斂させていくというプロセスがあります。
それは政策が異なる政治家がひとつの政党に存在することを許さないということです。
政策が収斂されていくとともに民主党から１００人を超える離党者がでましたが、それはそれできちんとした２大政党へのプロセスかもしれません。

仮に自民党が次期政権を握ったときに同様の収斂が起こるはずです。
それは憲法問題にしろ、ＴＰＰ問題にしろ、原発問題にしろ、自民党内部の対立があるからです。
今は政権返り咲きのために政策は２の次となっていますが、自民党有力政治家の個々の意見からはっきりと見て取れます。
現時点では厳格な戒厳令が敷かれていますが、それぞれの思いの違いは隠せません。

２大政党がその骨格を表しはじめると、そこに２大政党とは異なる政策的特徴を強調する政党が出てきます。
それが「第３極」と呼ばれるものです。

「第３極」の動きについては、A .B.Cに分極化しましたので、次の機会に述べたいと思いますが、いつかはどちらかに収斂されていくはずです。
パフォーマンスにごまかされないような国民の質に期待したいと願います。