道徳なきカタカナ経営

今日で連合静岡の年内営業は終了。
午前中は市内の檀家周り。
事務所へ戻り、大掃除と仕事の整理。
１年を振り返って考えさせられること、暗い・・・・。

政治面でも、社会面でも、企業経営も、労働運動も。
ふと気がつく。
不祥事をおこした企業名に「カタカナ」が目立つ。
ヒューザー、東横イン、ライブドア、アイフル、村上ファンド、パロマ工業、ミサワホーム・・・今朝の読売朝刊にもコムスンの文字。
偶然かもしれないが、いずれも「カタカナ経営」。

一昔前、世界中から賞賛された「日本的経営」。
バブル崩壊から一気に崩れ去った「日本人経営者の誇り」。
とってかわったのが米国仕込みの「カタカナ経営」。

子どもたちは親の背中を見て育つ。
親は経営者の後姿に追従しなくては生きていけない。
道徳なき経営者の下では立派な大人は育たない。
教育基本法をいくら変えても国家の再生は成し得ないだろう。

結局、大人がすべての源。
もう一度、日本語を、日本文化を、神々の時代を学びなおそう。