南町の独り言

様々な旅人たちが、日ごと行きかふ南町。
月日は百代の過客、今日もまた旅人が…。

もう一人の自分

2012-11-09 16:08:02 | Weblog
なかなか思うようにできませんが、興奮している時や逆に落ち込んだ時に、“もう一人の自分”を意識させます。
会話も加熱しすぎて思わぬ方向へ進み、相手と口喧嘩となり、人間関係を壊すことが度々ありました。
若気の至りと笑って済ませられるような年代ならいいのですが、この立場やこの歳でそれはいただけません。
かといって言いたいことを“きちん”と伝えないと、物事は前へ進みません。
そんなときに折よく“もう一人の自分”が出てきてくれると、第3者の目で冷静に会話を見つめてくれます。
大切なことは(“きちん”と伝えることなんだよ)と私自身に教えてくれます。

私ごとや仕事上でも、いろいろとやりたいことが出てきます。
精一杯がんばっていても所詮一人の力には限界もありますし相手もいることですから、上手くいかなくて落ち込んだり悩んだりもします。
そんな時に“もう一人の自分”が出てきてくれると、うーんと遠くへ、うーんと高くへ移動させます。
極端な話、137億年前のビッグバンまでも遡れます。
そうすると(たかだか俺の一生せいぜい生きても100年だ…)と腹をくくって事に臨めます。

逆にあまりの絶望感に拉がれそうなときは、まだ見ぬ先を憂うよりも、(今、この時)を見つめている“もう一人の自分”に登場してもらいます。
うーんと近くへ寄ってもらい、ひたすら自分の幸せだけを考えさせます。
それがあの「ありがとう、感謝します」の世界です。

そうはいってもそんなに都合よく“もう一人の自分”が現れてはくれません。
ひたすら精進の世界ですね。



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