歯車が回り始めた

もう何人も私の権利を奪い取ることはできません。
昼休みを利用して「期日前投票」を済ませてきました。


せっかく市役所まで行きましたので、何年か振りに食堂を利用しました。
セルフのため勝手がわからずマゴマゴして回りの客に迷惑をかけてしまいましたが、Aランチ４２０円は魅力的です。

ところで参院選の状況がマスコミ各紙の世論調査で見えてきました。
残念ながら自民党圧勝に終わりそうです。
そうなると安倍政権の基盤が強化されて、一気に歯車が回りそうな気配です。
なんとかして働く仲間たちに声を上げてもらわなければなりません。

２０年前に成立した１本の法律が、働く仲間たちの安心を奪い取ってしまいました。
戦後最長の「いざなみ景気」（2002～2008年）が、別名「リストラ景気」と呼ばれる所以です。
２００１年からのゼロ金利政策で大量の紙幣が市中にばらまかれ雇用も拡大されましたが、中身は改正労働者派遣法により正社員が減り非正規雇用が増加するというものでした。
「格差社会」や「派遣切り」などという言葉が流行しました。

当時の政策と、現在の安倍政権が回そうとしている歯車と酷似しています。
それは「異次元の金融緩和」と「解雇規制のルール化」と「地域限定正社員」の歯車です。
参院選公約では都合の悪いことは外してありますが、権力者の絶対意識（ポリシー）は私たちの常識をはるかに超えたところにあります。
またそうでないと権力者のプライドが許さないし、それを果たさないと自らの存在感を薄めてしまいます。
だから安倍さんも自らの歯車を必ず回してきます。

どれほど大きく回すのかは参院選の勝ち方如何です。
だからせめて…
静岡県だけでも…
働く仲間の声を大きく上げましょう。