南町の独り言

様々な旅人たちが、日ごと行きかふ南町。
月日は百代の過客、今日もまた旅人が…。

2030年の姿

2008-04-09 21:47:32 | Weblog

我が家は80歳を越える両親と私たち夫婦と娘の3世代世帯だ。
ずいぶん前から、こういった昔ながらの3世代世帯は減少し、核家族化が進行した。
しかしこの頃では核家族から単独世帯が増加しはじめ、将来は高齢者の単独世帯と未婚単独世帯がますます増えそうである。

「人口問題研究所」が2005年から2030年までの25年間の世帯数将来推計を発表した。
基点となる2005年の世帯総数は4906万世帯、ピークは2015年の5060万世帯で、その後減少に転じて2030年には4880万世帯となる予測だ。
1世帯当たりの人員は、1980年3.22人→2005年2.56人→2030年2.27人と現在のスウェーデン並みになってくる。

驚くべきは単独世帯の推移予測である。
                 【2005年】         【2030年】
世帯総数          4,906万世帯      4,880万世帯
単独世帯          1,446万世帯      1,824万世帯
1人親と子世帯         411万世帯        503万世帯

65歳以上の単独世帯    387万世帯        717万世帯
(75歳以上の単独世帯    197万世帯         429万世帯)

2030年の姿を想像してみよう。
10軒中4軒が単独世帯で、うち2軒が独居老人世帯の社会が出現する。
“1人親と子世帯”もいずれ1人親が亡くなると単独世帯に転換する。
あまり嬉しくない社会であるからそうならないよう改善したいものである。


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