南町の独り言

様々な旅人たちが、日ごと行きかふ南町。
月日は百代の過客、今日もまた旅人が…。

言語と通貨

2008-07-10 19:55:15 | 経済

私たちが日本人であるというアイデンティティーを感ずる瞬間とは何か。
海外へ出て、日本語や円を使えない世界へ放り出されたときがまさしくそれである。
言語と通貨が国家を形成しているといっても過言ではない。
私が初めて海外を体験したのは30年ほど前の中国である。
まるで嘘のように中国の物価が安かった思い出がある。
今、中国へいってもそれは感じられない。
むしろ中国から日本へ来た観光客がブランド品を買い漁っていく。
通貨が弱い時代よりも強い時代の方が国民にとって幸せなのか。
資源のない輸出立国の日本の通貨政策は本当に大事、これを誤ると大変なことになる。
今日の為替をみると1ドルは106円、1ユーロは168円、1元は15円だ。
長期のトレンドで見てみると面白い。
さて、これを見てあなたは何を感じますか?

【円とドル 1971~2006年】・・・1971年1ドル:358円

【ユーロと円 1999~2006年】・・・1999年1ユーロ:132円

【ユーロとドル 1999~2006年】・・・1999年1ユーロ:1.18ドル


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