日本最大の単組「ＪＰ労組」

１０月２２日、全日本郵政労働組合（全郵政）と日本郵政公社労働組合（JPU）が組織統合を行い、「日本郵政グループ労働組合」（ＪＰ労組）が誕生。
これによってNTT労組（１５万人）を抜いて、２２万人を抱える日本最大の単組が誕生した。

今日、名古屋で「日本郵政グループ労働組合　東海地方本部結成大会」が開催され、連合静岡もお招きいただく。
郵政事業が民営・分社化されて、４０年以上にわたり労労対立をしてきた全郵政とJPUのふたつの労組が、歴史的な結集を果たした意義は大きい。
民営化後も地域に根ざした郵政事業を発展させていくという大切な使命をＪＰ労組は負うこととなる。

新組織「ＪＰ労組」は、向こう２年間で３０万人組合員を目指していると聞く。
現組合員２２万人に加え、未加入正社員２万人と非常勤職員約１５万人の加入を勧めていくという明確なターゲットもある。
連合静岡としても精力的に応援をしていきたい。

人身事故で帰りの新幹線が遅れた。
夕食代わりに名古屋駅で“きしめん”を食べていたら、お客さんたちがしきりに“小沢騒動”を話題にしている。
今日の記者会見の話であったが、なんとか分裂は免れたようだ。
ＪＰ労組の歴史的な合併とは対照的な民主党のゴタゴタ劇であった。
“災い転じて福となす”の例えどおり反転攻勢を期待したい。