南町の独り言

様々な旅人たちが、日ごと行きかふ南町。
月日は百代の過客、今日もまた旅人が…。

公益法人改革まったなし

2011-05-25 16:32:47 | ユニオン
2013年に向けて様々な財団法人が急激に動いています。
この「公益法人制度改革」については、2006年12月に本ブログで解説しましたが、もうあれから4年半が経ちました。
この間、県労福協は一般社団法人に、福祉基金協会は新公益法人に衣替えいたしました。
そして勤信協も一般財団法人への道を歩んでいます。
この衣替えはなかなか苦労が伴います。

本日出席した「しずおか健康長寿財団」も新公益法人の目途がたって、来年度へ向けて新役員体制の確認なども行われました。
今年度を持って私の理事としての任期は終了しますが、新たな理事や評議員には会議への確実な出席が求められています。
単なる数合わせの役員ではいけないわけですね。
(当然のことですが…)
同席していた理事が「このあと某財団法人の解散総会なんだよ」と呟いていました。
すべての財団法人がこの洗礼を受けます。

心配なのは連合静岡も入居している「財団法人・静岡労働会館」です。
何もしなかった場合や手続きの不備などで認定申請・認可申請が不許可となり、認定も認可も受けなかった場合は、移行期間の終了日をもって自動的に解散となります。
その時にはお上に財産を没収されることとなります。
さきほどの某財団法人には財産がなかったから円満に解散できますが、この「静岡労働会館」はそういう具合にはいきません。
もう何年も前から問題点を指摘していますが、なかなか前へ進んでいません。
いよいよ覚悟を決めるときかもしれません。