南町の独り言

様々な旅人たちが、日ごと行きかふ南町。
月日は百代の過客、今日もまた旅人が…。

具体的に何をすべきか

2011-05-09 19:14:20 | ユニオン
昨年10月から今年の2月にかけて県内各地協との対話集会を行いました。
その対話集会でいただいた意見をもととして、事務局会議で集中討議したのは3月4日のことです。
産別・構成組織との対話集会が始まる前にまとめておく予定でしたが、3月11日の東日本大震災で大幅に遅れてしまいました。
GWも終了し5月18日からいよいよ産別・構成組織との対話集会が始まりますので、一気にアクセルを吹かさなければいけません。

事務局会議では、みなさんの意見を参考にしながら、私たちがめざす「地域に根ざした顔の見える労働運動」の姿を考えてみました。
その姿とは…
ひとつ、「地域に役立つ、地域から頼りにされる存在になることである」
ひとつ、「仲間の輪を広げ続ける…である」
ひとつ、「本音で話せる場をつくることである」
これらの姿に少しでも近づけるために、私たちは具体的に何をすべきか、が今年の大会のメインテーマです。

一昨年の政権交代の高揚感と期待感、そして、あっという間の挫折感と行き場のない焦燥感や怒り、とどめは3・11大震災でした。
私自身がめざしていたものも、信じていたものも、もろくも崩れ去ってしまいました。
そのことを連休中のボランティア活動を通して気づいたこと、今、確信しました。

これから先の社会は確実に変わりますし、変わらざるを得ないと思います。
いくつかある選択肢の中でどの道を選ぶべきか、まだ迷い続けている自分を感じます。
より良い未来へ向けての歯車の一つとして、組織が全体と噛み合うことが出来るか否かが大切です。
方向性を示せない歯車であるならばそこにある必要もありません。
ひょっとしたら今よりももっと“個”の時代が強まって、“個”の生き方をそれぞれが競い合う時代なのかもしれません。