南町の独り言

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浜岡原発停止の影響

2011-05-11 15:35:32 | ユニオン
事務局会議の冒頭で、中電労組役員から浜岡原発停止についての話を聞かせてもらいました。
菅総理からの要請にこたえて、浜岡原発すべてを停止することとなりましたが、その影響は決して小さなものではありません。
公益性の高い電力供給事業者でありますから、これだけ電気に依存している社会においては、絶対使命として電力の安定供給を果たさなくてはなりません。
一方では、大震災・大津波により「原発安全神話」が崩壊した現状で、国民や地域社会が抱え込んでしまった“原発不安”を払しょくする義務もあります。
また原発関連労働者としては、当然のこととして、職場の安全確保が欠かせません。
もろもろの思いを込めての説明の中に、東電・中電管内における節電要請もありました。

浜岡原発が全停止しますと、そのままの状態だと、7月から9月にかけて需要が供給を上回り、大停電が発生します。
大停電の恐ろしさは1カ月前のブログで伝えたとおりです。
それを回避するためには、武豊火力発電所の稼働と、東電管内への電力融通を停止させねばなりません。
東電管内の節電対策はさらに講ずる必要もあるでしょうが、それを実施しても中電管内でも非常に厳しい需給状況であることは間違いありません。

連合静岡としても、真剣に節電のための行動計画を考え、実行しなくてはなりません。
まずは事務所内での“節電行動計画”を立案することとしました。
あれこれ言う前に、まずは自分の身の回りから始めましょう。

(“隗より始めよ”といいますから早速、家のウォシュレットの節電をしましたところ、便座は冷たいし水は出ないしで、家族から責め立てられました)