震災で津波をかぶった学校田んぼが、復活。
10月7日に、地域の子ども全員による稲刈りの日を迎えました。
気仙沼市大谷地区では、幼稚園、小学校、中学校の子どもたちが力を合わせ、
有機無農薬栽培はもちろん、冬にも水を張ることで生き物がいのちをつなげる、
楽しくて美味しい「ふゆみずたんぼ」を作っていました。
ところが、3月の大津波は田んぼを飲みこみ、中学校の校庭と体育館まで浸水。
津波が引いた後の田んぼには、家や車など漂着物が残されました。
「今年の田んぼはもうだめだ」と、だれもがあきらめていましたが、
子どもたちの「今年も田んぼをやりたい」という声に先生たちが発奮。
農漁業体験の指導をしていた地域講師の先生が中心になって、
田んぼの片づけにボランティアを募ったところ…、ゴールデンウィークに見事に田んぼが復活。
内陸の小学校の協力で苗を作ってもらうこともでき、6月7日に田植えができました。
子どもたちは、泥んこになって大はしゃぎ。
時間が止まった風景の中で、学校の田んぼだけが息を吹き返しました。
中学校の校舎から見渡せる田んぼ。子どもたちは通学時も、校舎からも毎日田んぼの様子を見守ります。
手前は、津波で曲がった中学校のフェンス。
心配された塩害も病気もなく、稲はすくすく育ちました。
そして、「津波の翌年は豊作」という昔からの言い伝えどおり、見事な黄金の海に。
例年の2倍の稔だとか。
地域のひとたちは、子どもたちの元気な姿と稲の豊作に、励まされているそうです。
10月7日に、地域の子ども全員による稲刈りの日を迎えました。
気仙沼市大谷地区では、幼稚園、小学校、中学校の子どもたちが力を合わせ、
有機無農薬栽培はもちろん、冬にも水を張ることで生き物がいのちをつなげる、
楽しくて美味しい「ふゆみずたんぼ」を作っていました。
ところが、3月の大津波は田んぼを飲みこみ、中学校の校庭と体育館まで浸水。
津波が引いた後の田んぼには、家や車など漂着物が残されました。
「今年の田んぼはもうだめだ」と、だれもがあきらめていましたが、
子どもたちの「今年も田んぼをやりたい」という声に先生たちが発奮。
農漁業体験の指導をしていた地域講師の先生が中心になって、
田んぼの片づけにボランティアを募ったところ…、ゴールデンウィークに見事に田んぼが復活。
内陸の小学校の協力で苗を作ってもらうこともでき、6月7日に田植えができました。
子どもたちは、泥んこになって大はしゃぎ。
時間が止まった風景の中で、学校の田んぼだけが息を吹き返しました。
中学校の校舎から見渡せる田んぼ。子どもたちは通学時も、校舎からも毎日田んぼの様子を見守ります。
手前は、津波で曲がった中学校のフェンス。
心配された塩害も病気もなく、稲はすくすく育ちました。
そして、「津波の翌年は豊作」という昔からの言い伝えどおり、見事な黄金の海に。
例年の2倍の稔だとか。
地域のひとたちは、子どもたちの元気な姿と稲の豊作に、励まされているそうです。