けろろの「浜あるき・野良あるき」

漁あるところ、農あるところへ、風土のにおいに誘われて、いそいそ出かけています

歳の市

2012-12-27 21:09:52 | 街あるき


暮れの日本橋界隈。
屋形船は忘年会の稼ぎ時でしょうか。
正面、高速道路の下が隅田川です。

出版社に仕事の打ち合わせに行くと……、
すぐ近くの薬研堀不動尊の歳の市が、今日から3日間だとか。

  

周辺にはお店がいっぱい。
不動尊ではちょうど、講談の上演中。
下町っていいなあ~。
こんなところにある出版社もいいなあ~。

クリスマスのプレゼント

2012-12-25 12:08:56 | 野良あるき


イブの夜に、愛媛のみかん農家さんから届きました。
心からありがたい贈り物。
秋にみかん山で写真を撮ってお送りしたお返しだと。
エビでタイどころか、シラスでタイです。

みかん農家の実情は、農家を続けられないほど厳しいのだそうです。
今はお菓子があれこれたくさんあるし、
冬にイチゴもメロンもマンゴーも食べられるし。
「こたつみかん」の風情は、今いずこ。
みかんは売れずに、値段もとても安くなっているそうです。

「税金がかからないほどの所得になってしまったのが、悲しい」と、
このみかんの農家の方が嘆いています。
社会のお役に立てない半端な仕事になったのが恥ずかしいと。

わたしたちの食べ物を作ってくれている大事な農家。
輸入なんていつ「もう売らない」といわれるかわからない。
重油がないと温室のイチゴもメロンも作れない。
自分の国の食べ物は、自分の国の自然の中できちんと作らなくては。
その作り手を失ったら、本当に大変なことになると、
もっと自覚しないと!!



皮細工

2012-12-19 12:03:17 | 浜あるき
どっちもすごい。

現代 : カエルのポシェット(東南アジア製)
背中にファスナーがついています。



昔 : サケの皮の靴(アイヌのひとたちの工芸)
底はウロコの向きを利用して滑り止めになっています。




生クラゲを食べた

2012-12-16 13:28:30 | 浜あるき


忘年会の居酒屋さんに、気になるメニュー「生クラゲ(有明産)」。
すかさず頼むとこんな一皿。
こりこりしていて、うまいじゃ~ん。

帰ってからちょっと調べてみました。
ビゼンクラゲだと思う。生きているときはちょっと青みがかっている。
生とはいっても、ぬめりを取って塩で水分を抜いて加工したもののようです。

珍しい食べ物は、なんだかわくわくする。
常々「東京にはおいしいものはない」といっていますが、
こういうものが集まるのは、東京ならではかも。