けろろの「浜あるき・野良あるき」

漁あるところ、農あるところへ、風土のにおいに誘われて、いそいそ出かけています

雪の森あるき

2013-02-25 23:04:34 | 野良あるき
  

カンジキを借りて、積丹の雪降る森を、ひとりで歩いてみました。
森の中はあまり風もなく、とても静かです。
しんしんと雪降る日は、小鳥もどこかに隠れているのでしょう。

  

森の番人の顔?
踊っている妖精も?
  

この日の最高(低じゃなくて)気温は、マイナス6℃とか。
それでも芽は春の準備。
水の生き物もじっと潜んでいるんだろうな…
  




バレンタイン

2013-02-15 11:53:45 | 野良あるき


今年は、ふと思い立って手作りしてみました。
愛媛のみかん農家さんから、みかんと一緒に送っていただいたレモンがあったので。
みかん畑の隅に自家用に植えてあるレモンって、やはり輸入物と違い信頼感があります。
皮を食べるこういう料理だと、とくに。

ビターチョコとの相性ぴったり!
うま~い!!(手前味噌)
紅茶をいれて、だんなと一緒に食べましたとさ。




わずか7年で2万羽の白鷺(さぎ)が消えた!?

2013-02-04 21:57:26 | 野良あるき
埼玉県の大宮駅から、バスで30分。
江戸時代初期に、見沼の干拓で広大な田んぼが生まれた「見沼田んぼ」。
その中の野田地区は、江戸時代からサギの大繁殖地だったそうです。
「野田のサギ山」は国の天然記念物に指定され、昭和32年には6000の巣でサギが子育て。
周辺の林は白い花が咲いたように真っ白になったそうです。

ところが、昭和40(1965)年からサギの姿は急激に減り始め、
わずか7年で1羽もいなくなってしまったのです。
原因は、その頃、日本のコメ作りが劇的に変化したこと。
その2大要素が減反と農薬です。



サギが最後まで営巣していた農家の屋敷林です。
今でもサギは戻らないそうです。
サギ山(サギの営巣地)があった場所の一角が、今では公園になっています。
そして、周囲にはサギがいない田んぼの風景が広がっています。