けろろの「浜あるき・野良あるき」

漁あるところ、農あるところへ、風土のにおいに誘われて、いそいそ出かけています

お庭でムカゴを収穫!

2012-10-27 00:09:09 | 野良あるき


ムカゴ。山芋のツルの、葉っぱのつけ根に実る小さなお芋です。
数年前に、近くの空き地で5、6個とってきて、
わが家の壁と隣の家のブロックとのすき間、幅わずか30センチぐらいの「庭」にまいたら、
芽が出た!

以来、秋になると、いくばくかのムカゴが収穫できるのです。
今年2回目の収量はこのていど。
1回目は素揚げで塩振っておつまみにしましたが、2回目はムカゴ飯に。

どっちもうまし!
ヒジョーにささやかながら、わが家の庭の収穫の秋です。

魚のイラスト個展

2012-10-23 12:28:22 | 浜あるき
  

日曜日までだったのですが、魚のイラストレーター「友永たろ」さんの個展。
今回のテーマは大昔の魚たち。
とってもすてきです。

毎年、テーマを決めた「週めくり」カレンダーを出されています。
来年の絵柄は、今回の展覧会に並んだ化石の魚たち。
1200円という安さで、ネット販売もされています。



お土産にいただいた「水族缶」!!!
おもしろ~。もちろん美味しかったです。
どうも、ありがとうございました。

何10トンもの魚は、どうやって売る?

2012-10-23 11:51:34 | 浜あるき
大型巻き網漁でとれる魚は、ひと晩で何10、何100トン。
さて、この魚をどうやって売りさばくのでしょうか。

  

この日、ある船の漁獲は60トンものマアジ。
ピチピチのこんな旨そうなヤツ。
仲買人がキロ何円でどれだけ買うかは、トラックに乗せた見本で判断。
手にとって、大きさや重さ、鮮度を見ることができます。
そのあと、入札。高い値段の順番に買われていきます。



水揚げはこんな感じ。買った仲買人が手配したトラックに、船の魚倉から直接魚を移します。
水槽(ダンベ)1つに山もりだと1トン入ります。あらかじめ氷と水が入れてあって移送中も鮮度を維持。

で、実際にどれくらいトラックに積み込んだかは、トラックごと計量します。
積み過ぎたとき、ちょっと足らないときなど、微調整はどうするんでしょうね…。







女の港

2012-10-23 11:43:45 | 浜あるき


演歌のタイトルじゃないですよ。
農業の働き手は5割が女性ですが、港だってこのとおり。
魚の水揚げは、女性の手が頼りです。

大中型巻き網の水揚げをしている岸壁でも、
60トンのアジの入札結果を受け取って、水揚げと搬送を取り仕切っていたのは、
船主のおかみさんでした。

漁師の奥さんたちは、子どもを産み育て、家をしっかり守り、
深夜出漁するダンナに飯を食わせお弁当を持たせ、早朝の水揚げの力仕事をこなし…。
さらには、海上安全と大漁を日々祈り、神社に参詣するのも奥さんたち役割。

漁業は男のロマンだけじゃないってこと。
港は女、女は港。

銚子の気になる魚たち

2012-10-23 11:30:06 | 浜あるき
銚子は暖流(黒潮)と寒流(親潮)がぶつかり合う海域。
さらに、利根川という大河が流れ込む、栄養豊かな場所。
魚の種類も数も、日本有数の多さです。
もちろん漁法の種類もたくさんあって、規模もさまざまです。

市場で見つけた気になる魚たち。

  

人面魚?何だかちょっと怒った顔しています。捕まっちゃったのだから当然か。
マグロのはえ縄にかかってしまったアカマンボウたち。
とても美しい。でも食べるところは少ないそうで、キロ50円という安さ。ちょっと悲しい。



もっと悲しいのが、シュモクザメ。
アジサバの大型巻き網に入ってしまった。
売りに出されていたけれど、誰も買わなかったらしい。
港に打ち捨てられていました。