けろろの「浜あるき・野良あるき」

漁あるところ、農あるところへ、風土のにおいに誘われて、いそいそ出かけています

札幌のお気に入りスポット

2012-07-28 17:22:26 | 街あるき
札幌で時間があるときには、北海道大学の附属植物園に行く。
そして、エゾオオカミを見る。

  

すでに明治時代に絶滅させられてしまった、神々しい生き物。
この剥製を見た後では、同じ館内にいるエスキモー犬の「タロとジロ」はとても可愛く見えます。

植物園そのものも楽しい。
とくに好きなのが、「北方民族植物標本園」。
アイヌなど北方のひとびとが、植物をいかにうまく生活に利用してきたか、一望できます。

  

ヤマメ寿司の駅弁があった!!

2012-07-28 17:21:55 | 浜あるき
札幌の駅弁に、ヤマメ(やまべ)寿司?
サクラマスの資料で知ったのだけれど、本当にあった!

  

ヤマメ寿司のほかに、サケ(どこの何サケかは不明)寿司が3切れ。700円なり。
ヤマメは養殖だと思いますが、小ぶりのを2匹近く使っています。
お味は? そんなに酢がきつくなくて食べやすい。ほんのり魚の味もします。酢飯も美味い。
缶詰のパインとチェリーが添えてあるのも、レトロでいいな~。右端のは酢漬けのショウガです。



包装紙のデザインがなかなかすてき…。
さらに、食べ終えて気づいた。札幌駅弁はビニール袋がいい!!
捨てるのが惜しくなってお持ち帰り。

  

げに怖ろしきは

2012-07-28 16:54:04 | 浜あるき
先ほどのユルい水産博物館。
展示資料は、豊富で立派です。

  

サケの皮で作った靴!!
靴底は、ウロコの方向をちゃんと考えて、滑り止めになっています。

もうひとつは、ヒグマの毛皮のロングベスト。
腰に下げた、魚の形をしたナイフの木製鞘が可愛い。

自然と共存する生活の知恵はすばらしい。
でも、熊やサケにとってみると、げに怖ろしきは人間なり?

縁の下の力持ち、清掃船

2012-07-18 17:24:18 | 浜あるき
  

港の海面に漂うゴミを回収して、安全に船を航行させたり停泊できるようにしている、
「清掃船」という船があるのをご存知でしたか?
東京港では、東京都の事業です(作業と管理は業者に委託)。

現在、運搬船を含めて7隻が活躍中。航路で目立つように、すべて黄色です。
新幹線の「ドクターイエロー」みたい。とにかく、かっこいいです!!!

東京港に漂うゴミは、ほとんどが川から流れ出してきたもの。
台風や大雨があると、河原のアシや流木が多くなるそうですが、
ふだんは人間の生活ゴミがほとんど。発泡スチロール、ビニール袋、ペットボトルなどなど…。
家電製品の不法投棄もけっこう多いとか。

ゴミは社会を映す鏡といわれますが、
港湾のゴミからは、陸のゴミとはまた違った社会の側面が見えるように思います。