けろろの「浜あるき・野良あるき」

漁あるところ、農あるところへ、風土のにおいに誘われて、いそいそ出かけています

復活! 新幹線ワゴン販売のホヤ!

2012-01-31 22:47:57 | 浜あるき
昨年8月25日の記事「ホヤラブ」に書いた、水月堂の「ほや酔明」が復活しました!!!
本日、東北新幹線のワゴンサービスで発見。12月21日からだったそうです。
うれしい! さぞや大きなご苦労があったことと思います。

でも、4個パックの大人買いではなく、慎み深く1個だけ。
こういう喜びは、何となくささやかなほうがいいような気がして。
外はまだ明るいけど、仙台地ビールをお供に。
んー、お帰り… ほや

仙台城跡、雪なのに…

2012-01-31 22:46:57 | 街あるき
仙台に出張。
2日間ホテルに詰めっきりの催しがお昼で終了。
新幹線に乗ってまっすぐ東京に帰るべきなんだろうな~、とは思うけれど。
あいにくの雪もよいなのに、気がつくと仙台城。

     

展望台から眺めは?? やっぱ、ほとんど何も見えませんね。ひともいないなあ。
でも、小鳥の声が聞こえる。カラ類の混群かな? 雪の林がいい感じだなあ…。
おや? 観光客もいるみたい。さすがに仙台城!
と思ったら何と! この寒いのに武将と、赤い装束の「くノ一」もいる??

     

伊達武将隊という「おもてなし集団」なんだそうです。
松島出身、くノ一の海ちゃんが、「ござるよ!」といいながら説明してくれたでござるよ。
そして、記念撮影の決まり言葉は、「チーズ!」じゃなくて「ずんだもち!」
ありがとね。

小値賀島、グリーンツーリズム大賞

2012-01-25 22:49:36 | 街あるき
長崎県五島列島の北にある小値賀島(おぢかじま)で、
島の旅のアレンジ(コンシェルジュ)や自然学校で地域づくりをしている、
おぢかアイランドツーリズムの取り組みが、またまた受賞したそうです。
これでいくつめ???

【詳細は以下のとおりです】
http://otonaojika.exblog.jp/17630885/

ちょうど2年前に、2泊3日で遊びに行きました。
その時、「今はだれも住んでいないこのお家を改修して、
快適な古民家ステイのオトナ旅事業を始めるんですよ」と聞きましたが、
その事業での受賞だそうです。
      

島の旅では、素晴らしい野山と海辺、レトロな商店街の街並み、
たしかな農漁業の営み、そして申し訳ないくらいのおもてなしのこころに出会いました。

      

帰りのフェリーでこんなもの発見。手すりに落書きが…。
修学旅行で島のお家に泊めてもらった中学生かな?
思わずぐっときてしまいました。
また行きたいな~

赤城大沼のワカサギ

2012-01-21 22:50:31 | 日記
ブログを初めてから、ちょうど今日が1年の記念日です。
ところが、一番最初に書いた記事を見て、心がズンと重たくなりました。
子どものころからある、前橋の小さな釣り具屋さんで買った、
ワカサギ釣りの竿のお話です。

なぜかというと。赤城大沼ではこれから長~~~い間、
おそらくワカサギ釣りはできないだろうから。
先日、NHKの特集番組で、水循環の放射能汚染を取り上げていました。

赤城大沼からは何と、福島原発のすぐ前の海と同じぐらいの、
高い値の放射線物質が検出されているのだそうです。
ワカサギも、原発の目の前でとれた魚より、高い数値だった…。

カルデラ湖の大沼、すり鉢状の周囲の山の雨水が集まります。
そのくせ、出口は細い川が1本だけ。
生き物の生態系も湖底の泥も、放射性物質と一緒に湖に閉じ込められているのです。

あー、何ということ。
わたしは、福島のひとたちの衝撃を(比較すればわずかではあるけれど)、
初めて自分の痛みとして受け止めたのです。情けないことですが。

優雅に裾野をひき、どっしり構える赤城山が小さいころから大好きでした。
家の窓から毎日眺めていた、ふるさとの山、こころの山です。
小学校からキャンプはいつも赤城大沼の湖畔。林間学校ではカッター漕いで酔ったし。
高校の山岳部では、総体の会場が赤城だったなあ。
おとなになってからも、赤城山は野外の遊び場。帰る度に、ひとりでよく歩いたもの。
山菜やキノコとりも、草木染めの材料さがしも赤城山だった。

その赤城山が抱く、珠のような大沼がそんなことになってしまったなんて。
しかし、これは大沼だけの問題ではないでしょう。
東北と関東?日本?どころか地球すべての問題です。

「原発はいらない」
思うだけではなく、はっきりとそういわねばと決めました。