【難読漢字】「十三」って読めますか?

「じゅうさん」ではありません!
関西人なら常識ですが
突然ですが
「十三」という漢字
読めますか?
大阪府にある難読地名の一つです。
気になる正解は
正解は「じゅうそう」でした!
わかりましたか?

現代ビジネス編集部
十三の謂れ
■ 十三(じゅうそう): 大阪府大阪市淀川区十三
・ 地名起源には条里制の十三条由来説、戦国武将供養の十三塚由来説、中津川の十三の渡し由来説などがあるが、淀川の上流から数えて13番目の渡しであったとする説が最も有力。【出典】
# 十三【大阪 地名の由来を歩く 若一光司 ベスト新書】
① 条里制に由来する。十三は西成郡の起点で一条とされた飛田から数えて十三条にあたった。
② 渡し説。淀川の上流から数えて十三番目の渡しがあった。
③ 堤説。十三とは淀川の堤防のことで、以前は十三(つつみ)と呼ばれた。
④ 十三塚説: 戦国時代の武将を供養する「十三塚」があった。
⑤ 重蔵説。淀川の対岸に住んでいた重蔵という長者が、よく渡ってきて船をつないだ場所。
# 十三: 淀川の13番目の渡しに由来する。【大阪「駅名」の謎 谷川彰英】
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十三の地名の由来については、2説が有力です。
ひとつは、古代の土地の区画法である条理制によるとされる説であり、
西成郡の飛田を1条とし、北へ順に重ねていくと13条が今の十三あたりになります。
同じく淀川区内の十八条の由来もそれによります。
もうひとつは、淀川の十三番目の渡し場があったところからとされる説です。
『東淀川区史』p20~21(これは東淀川区と淀川区が分区する前の出版です)や、
『淀川絵巻』p67、『角川日本地名大辞典 27 大阪府』p608には、この2説が記述されています。
また、『北中島 : 創立100周年記念誌』 (北中島小学校創立百周年記念誌委員会/編 )にも、
「校区内の地名の由来と改名」「校区近くの地名の由来」の項があり、二説が紹介されています。
(「西成郡の飛田を一条とし、六町方眼をもって北に数えていき十三条」「淀川の上流から数えて、13番目の渡船場」。
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詳しくは
此れには載っていません