プレイバックシーン2018年11月4日
立冬
太陽も南下
逆光シーンが早朝からとなる
午前中
787ファミリーが続くのでアップしてみる。
am 9:34. JAL. 台北行 JA826J. ボーイング 787-8.
am10:36. エールフランス パリ F-HRBA ボーイング 787-9
am10:48 ベトナム航空 VN-A866. Ho Chi Minh City. ボーイング 787ー9
am10:43 ベトナム航空 VN-A 865. Hanoi. ボーイング 787-9
鼻しろですね
am11:21. KLMオランダ航空 PH-BHE. アムステルダム ボーイング787-9
午前中 長距離の運航便離陸が続く
午前の
787ファミリーの定期運行エアラインだ
A350-900 の運行も増えた。
4発機は旅客機部門から消える・・・・?
ルフトハンザのジャンボも来春に機種変更 寂しくなる。
2018.11.4. 関空 sky viewにて
●双発機の長距離運航
✳️双発機の60分ルールの規制緩和 ❗️
ETOPS 120から現在では、❗️ETOPS330 と飛行ルートも最短での運航も可能となった。
大陸の上は幾らでも飛行場はあるので問題ないが
洋上は
太平洋横断は、関空⇔ハワイ間 6,936km 。
途中の太平洋にWake Island. ⇔関空 3,516km.
アメリカ領離小島があり飛行場もあるので楽々と繋がり太平洋横断もできるのかなぁと素人の思いですが・・・
★ウェーク島(Wake Island) 北太平洋 南鳥島の東南東約1,400km
空港及び港湾施設の保守要員約200名
こんな島がある事は知りませんでした
✳️ETOPS 変遷
●2014.5.28.
FAA、787のETOPS 330承認 単発で330分飛行可能に
ボーイングは現地時間2014.5月28日、FAA(米国連邦航空局)が787型機に双発機のエンジンが1基停止しても洋上飛行が可能な「ETOPS(イートップス)」のうち、ETOPS 330を承認したと発表した。
ETOPS 330を取得したボーイング787=12年2月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
2011年に787が就航した際に取得したものはETOPS 180で、エンジン単発での飛行可能時間は最長180分だった。今回ETOPS 330を取得したことで330分に延長され、航空会社は新路線を検討できるようになった。
787は60顧客から1030機以上を受注し、19顧客に146機を引き渡し済み。4月末時点での受注は、787-8が486機、787-9が413機、787-10が132機。
● 2016年05月07日
エアバスA350、FAAから180分超のイートップス取得
エアバスは現地時間5月2日、A350-900型機がFAA(米国連邦航空局)から180分超のETOPS(イートップス)の認可を取得したと発表した。すでにEASA(欧州航空安全局)からはETOPSを取得済み。
ETOPSは、双発機のエンジンが1基停止しても洋上飛行が可能な認証。エンジン単発での飛行可能時間が最長180分の「ETOPS 180」が認可されたが、同300分のETOPS 300まで認証に含まれる。エアバスでは、今年後半に同370分のETOPS 370の取得を目指す。ETOPS 370では、代替着陸する空港までの距離を最大2500海里(4630キロ)まで延ばせる。
ETOPS 300を取得した機体では、東南アジアやオーストラリアなどから、北・中央太平洋上を飛行する、より効率的な大洋横断航路で北米へ飛行できるようになる。
エアバスが米国の航空当局であるFAAによるETOPSを取得するのは、アメリカン航空やデルタ航空、ユナイテッド航空といった米国籍の航空会社がA350を発注しているため。2017年には、米国で最初の航空会社へ機体が引き渡される見通し。
A350 XWBは3機種で構成。座席数はメーカー標準仕様で短胴型のA350-800が280席、A350-900が325席、A350-1000が366席で、エンジンは英ロールス・ロイス社製トレントXWBを搭載し、燃費を25%改善する。4月末時点で、A350 XWBの合計受注数は世界43社から803機に達した。A350 XWBは現在、世界中の5社により20機が運航されている。
日本の航空会社では、日本航空(JAL)がボーイング777型機の後継機として、A350-900とA350-1000を合わせて最大56機導入する。
ETOPSって ?承認は? アメリカ連邦航空局・欧州航空安全局がモデル毎に承認する。
ETOPS(Extended Range Operation with Two-Engine Airplanes):
双発機で、緊急着陸が可能な飛行場から、エンジンが1基不作動になった状態での巡航速度で60分に相当する距離を超えた地域を飛行するための運航方式。
3基以上のエンジンを有するジェット旅客機では、巡航中、同時に2基のエンジンが不作動になった場合でも、すべての障害物を避け、最寄りの飛行場に緊急着陸できるように飛行計画が作成されている。一方、双発機の場合は2基のエンジンが不作動になった場合は想定せず、代わりに緊急着陸が可能な飛行場から、エンジンが1基不作動になった状態での巡航速度で60分に相当する距離を超えた地域は飛行できないこととしていた。
しかしながら、ジェットエンジンの信頼性向上に伴い、一定の条件を満たしたエアラインに対して、「エンジンが1基不作動になった状態での巡航速度で60分に相当する距離」という距離の制限を延長するための方式が確立された。このような運航をETOPS(イートップス)という。
✳️少し分かり易い説明
ETOPS(双発機による長距離進出運航)によって双発機でも長距離路線を飛べる可能性は広がったが、ETOPSが認められるにはいくつかの条件がある。整備や支援態勢にも通常より厳しい条件が適用されるため、ETOPSを適用しない場合よりも費用は余計にかかる。また、ETOPSは長時間になればなるほど手間と費用が掛かるため、常にその旅客機が認められている最長時間のETOPS運航を行うわけではない。例えばボーイング777は最長330分のETOPSが認められているが、日本と欧米を結ぶ路線ではETOPS180(条件付きでETOPS207)で運行されるのが普通だ。
ETOPS運航のルートを決める場合、目的地までの途中にいくつかの緊急着陸地を設定し、そこから片発での飛行を認められている距離の円を描く。
すなわちETOPS120ならば120分で飛べる距離、ETOPS180なら180分で飛べる距離の円だ。こうした円を途切れなく目的地までつなげることができれば、その範囲はETPOS運航ができることとなる。
もし円がつながらずに途切れてしまうようであれば、そのあたりに別の着陸地を追加して円をつなげなくてはならない。洋上などでそうした着陸地の追加が困難であれば、遠回りでも別のルートを試みるか、より長距離の可能なETOPSの適用を受けるか、或いは3発以上の旅客機で運航しなければならない。
またETOPSで難しいのは、出発地と目的地だけでなく途中設定した緊急着陸地の状況次第で運航できなる可能性があるということだ。
旅客機に限らず、飛行機というのは出発地と目的地の天候がよくなければ飛ぶことができない。もちろん目的地の天候はあくまで予報にすぎないから、大丈夫と思って出発しても途中で着陸できないほど天候が悪化してしまうこともあるし、天候は問題なくても他機の事故などで滑走路が閉鎖されてしまう可能性もある。そのため目的地に着陸できない場合の代替え着陸地も設定し、そこまで飛ぶための余分な燃料なども搭載して飛ぶことになっている。
ところがETOPSの場合、出発地や目的地だけでなく、さらに途中に設定した緊急着陸地すべてが問題なく使用できなくては飛べない。