福ちゃんの散歩道

コロナ禍で関空での遊びも卒業、栂地区ウオーキングコースを中心に近場の日々の散歩で何か見つけよう。🚶‍♂️🚶‍♂️

ANA 2020年に退役のB737-500「スーパードルフィン」 退役記念デカール貼付へ 残り3機

2019-12-02 12:59:21 | 2019年伊丹空港の情景

福岡空港「ファン感謝祭」に続き第2弾
 ANA(全日空)グループが2019年11月26日(火)、2020年の春に全機退役する方針のボーイング737-500型機「スーパードルフィン」(運航はANAウィングス)の退役イベント第2弾を行うと発表しました。

「スーパードルフィン」は1995(平成7)年にANK(エアーニッポン。ANAグループで、2012年にANAと合併)で就航以来、主に福岡や伊丹発着路線を中心とした地方路線で活躍した機体。愛称は全長31mの胴体が「イルカ」に似ているところからつけられたといい、エンジンカウルに描かれた「イルカ」のイラストがトレードマークです。

ANAのボーイング737-500型機「スーパードルフィン」(2019年10月、乗りものニュース編集部撮影)。

 福岡空港で2019年9月に行われた第1弾の「ファン感謝祭」に続き、2019年12月上旬から、現在運航している3機(機番:JA305K、JA306K、JA307K)の機体前方左(L1)のドア付近とエンジンカウルに退役記念デカールが貼り付けられます。エンジンカウルのデカールは、機体ごとにデザインが異なり、「イルカ」のイラストが花束を携えているようイメージしたものとのこと。

★B737-500型機の詳細
ANAウイングスのB737-500機は、エンジンの側面にイルカのロゴが描かれていることから「スーパードルフィン」の愛称を持ち長く親しまれています。初飛行から約20年近く経つ今でも世界のエアラインで使用されている現役機です。
外観の特徴は、エンジンの形が地面との間隔を確保するためにおむすび型になっていることです。
北は北海道、南は沖縄・石垣まで幅広い路線を運航しています。

⚫︎JA305K


⚫︎JA306K

⚫︎JA307K



ANAウイングス株式会社は、(株)エアーニッポンネットワーク、エアーネクスト(株)、エアーセントラル(株)の3社が統合して誕生した会社です。

運航路線

事業所のある、中部国際空港、伊丹空港、福岡空港を主な拠点とし、北は北海道、南は沖縄離島まで日本全国の様々な地域に、小型ジェット機(B737)とプロペラ機(DHC8-Q400)で就航しています。

◉グループ関係図






日本への旅行ボイコット運動があだ 大失速の韓国航空業界

2019-12-02 00:10:00 | 2019年関空の情景
過去の増便&新規就航情報
如何に中国路線が増加しているかよくわかる

 
【ビジネス解読】日本への旅行ボイコット運動があだ 大失速の韓国航空業界
2019.12.1 01:00プレミアム
産経新聞 ビジネス解読

松山空港を出発するチェジュ航空のボーイング737=平成29年11月2日、松山市


 日韓関係悪化をきっかけに巻き起こった日本への旅行ボイコット運動が、ブーメランになって韓国の航空業界に跳ね返っている。日本路線の需要が減少してコストが上昇し、稼ぎ時の夏場に失速。韓国メディアによれば、7~9月期は航空8社のうち7社が赤字に転落した。頼みの綱の一つだった香港路線も、反政府デモで急減。韓国の航空会社が運航休止で手放した日本路線は中国の航空会社が埋めており、業績の回復は望み薄の状況だ。

 韓国紙、朝鮮日報(日本語電子版)によると、7~9月期の業績で赤字を免れたのは、最大手の大韓航空のみ。それでも、営業利益は前年同期比約70%減の1179億ウォン(約110億円)と大幅減に見舞われた。同社は、業績悪化の理由の一つとして「韓日対立」を挙げる。すでに人件費の抑制のため勤続満2年以上の社員を対象に無給休職を実施しているようで、事態は深刻だ。
 買収が取り沙汰される大手のアシアナ航空にいたっては、営業損益が971億ウォンの黒字から570億ウォンの赤字に転落した。

 業績が振るわないのは、人気を博す格安航空会社(LCC)も同じ。最大手のチェジュ航空は174億ウォンの営業赤字で、ジンエアー、エアプサンもそれぞれ131億ウォン、195億ウォンの営業赤字だった。韓国紙、中央日報(日本語電子版)によれば、チェジュ航空の売上高に日本路線が占める割合は25%前後。「日本路線が全体に占める割合は相対的に高い」(チェジュ航空)という。このため、日本への旅行者の減少が大きく影響した。

 韓国の航空業界で年間最大の繁忙期は7~9月期。7~8月は夏休みの旅行需要が増加し、9月は秋夕(チュソク、中秋節)の連休を利用して海外に出る旅行客が多いからだ。例年4~6月期の業績が不振でも、7~9月期に好転するケースが多いという。

だが、今年は異なる。低空飛行となった4~6月期の悪い流れを7~9月期で断ち切ることができず、苦戦が続く。

 先行きも視界不良だ。もともと、米中貿易摩擦の影響などで自国も含め世界的に景気が鈍化し、航空機を利用する乗客が減少傾向にある。

 しかも、韓国航空各社は日本路線に投入していた航空機を東南アジア路線に一斉に変更。これがあだとなり、同路線の供給が増加し、激しい競争を招いている。「路線供給過剰という構造的な問題に直面している」(証券アナリスト)と、中央日報が報じた。今のところ、香港路線の急回復も見込めない。

 また、日韓関係に改善の兆しが見られたとしても、“自ら”手放した日本路線を取り戻すことができるかどうかは不透明感が漂う。日中が9月に合意した乗り入れ規制の緩和を追い風に、中国の航空会社が進出を強めているためだ。

 10月下旬からの冬ダイヤでは、中国の航空各社の日本路線は総計で1週間に1130往復超と過去最多。週1000往復を超えたのは初めてで、韓国の航空各社を抜き、国別で首位になった。今年3月にスタートした夏ダイヤに比べ、230往復以上増える異例の拡大だ。


 中国勢は、地方空港への就航を順次増便し、中国の中小都市と日本の地方都市を結ぶ動きもあるという。韓国の航空会社が運航休止した路線を埋めているようで、韓国勢はつけ入る隙がないとみられる。日本政府筋は「中国人の旺盛な訪日需要を取り込む」と強調する。韓国航空業界は八方ふさがりの状況だ。

 日本の観光庁がまとめた10月の訪日韓国人客数は、5年5カ月ぶりに20万人を割り込んだ。朝鮮日報によると、日本路線の減少を痛感する韓国航空協会は国際線の年間損失額を7829億円ウォンと試算し、政府に政策的支援を求めたという。

 もっとも、インターネット上では韓国航空業界に対して同情的な見方は少ない。「身から出たさび」といった冷ややかなコメントが散見される。韓国は、世界経済が低調なところへ、自ら行った日本製品不買運動により、深刻な経済不況に陥った。航空業界も「セルフ制裁効果」の表れだという。韓国航空業界が、負のスパイラルから抜け出すのは容易ではないとみられる。

 危機的状況は、財務基盤が大手に比べて脆弱(ぜいじゃく)とされるLCCにも広がる。韓国では今後、LCCを中心に航空業界の再編が起きることも否定できない。
(経済本部 佐藤克史)

関西国際空港、2019年10月の利用状況で前年同期比で旅客数、発着回数ともに増加
2019年11月25日 sky-budget

総発着回数、国際線発着回数、国際線旅客便発着回数、総旅客数、国際線旅客数、外国人旅客数が10月として過去最高を記録しています。

【発着回数(回)】16,681回(+2%) 
国際線 12,739(+2%)
国内線 3,942(+1%)

【旅客数(人)】2,518,995(+3%) 
国際線 1,953,994(+2%)うち日本人630,900(+3%)うち外国人1,308,000(+1%)
国内線 565,001(+6%)

【貨物量t】67,149(-7%)
国際線 65,803(-8%)
国内線 1,346(+73%)

韓国、香港方面の需要の落ち込みはあるものの、引き続きインバウンド需要が旺盛な、中国・東南アジア方面を中心に、他の方面が好調であったことから、全体として前年を上回りました。

前回の発表からの本日までで、ウラル航空のウラジオストク線の開設計画や、アエロフロートロシア航空・シンガポール航空のA350-900型機の投入、フィンエアーの夏ダイヤからの増便など、来年が楽しみな話題が続きました。この他にも新規の中国線の就航情報もあり好調を維持していることが窺えます。

またエアアジアXが就航を計画していた関空からの以遠権を行使したアメリカ西海岸路線は暫く実現しなことが確定的となっています。