きときと日記

「きときと」とは富山の方言で「ぴちぴち(新鮮な)」という意味。きときとな日々の記録を更新中。

愛を読む人

2009-06-01 | 映画
「愛を読む人」
今年[13]本目。アメリカ・ドイツ映画。試写会。新宿明治安田生命ビルにて。テレビ朝日主催の試写会だったようで、司会は「Mステ」の竹内由恵アナでした。

1858年のドイツ、15歳の少年と36歳の女性が出会い、ひと夏の恋に落ちます。いつしか、女性は、少年が朗読する本を聞くのが楽しみとなります。そして訪れる突然の別れ。女性は少年の前から姿を消します。

そして、8年後、法学生となった彼の前に、ナチ戦犯の被告として姿を現した彼女。彼女がプライドをかけて守り抜いた秘密とは。その秘密のために無期懲役となった彼女に、20年後、朗読のテープを届ける彼。なぜ朗読なのか。そして迎える結末は...。

意志の強そうな顔の女性を演じたケイト・ウィンスレット は、タイタニックの人だそうです(実は見てない)。彼女がなんとも魅力的で痛々しかった。大戦後のドイツやナチスあたりの時代背景が分からないせいか、最後の展開はどうして?という気もしましたが、ひと夏の思い出を生涯忘れられない2人の人生に、ジーンときました。2時間が長く感じない、すごく引き込まれる話でした。暗く淡々とした映画ですが、とてもいい映画でした。試写会でしか見ないと思うので、見れて良かったです。
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