きときと日記

「きときと」とは富山の方言で「ぴちぴち(新鮮な)」という意味。きときとな日々の記録を更新中。

非まじめ老後のすすめ

2019-06-24 | 


今日は曇り。昼間は家で仕事をして、夜は家庭教師でした。確か新聞で紹介されていたと思うのですが、面白そうだと思い、図書館で借りて、大塚宣夫の「医者が教える 非まじめ老後のすすめ」を読みました。読みやすいし、なるほど納得だし、とても面白かったです。まじめに義理堅く生きてきた人が急に不まじめになるのは難しいだろうけれど、まじめをちょっとやめて、非まじめ老人を目指しましょうという話です。

歳をとったら、したくないことはやらなくていい。やりたいことを探すより、したくないことをやめよう。風呂は3日に一度で十分。起きたいときに起きて寝たいときに寝る。無理に断捨離なんてしなくていい。栄養バランスなんて寿命にはほとんど関係ない、等々。医者が言うのだから面白いです。でも、億劫がって引きこもるのでなく、知り合いに誘われたらとりあえずイエスと答えるべしとも言っています。老後は「キョウイク(今日行く)」と「キョウヨウ(今日の用事)」が不可欠で、歳をとってからは、気力に体力を引っ張らせることが肝心とのこと、なるほどです。とても面白くて勇気がわく(?)楽しい本でした。

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