きときと日記

「きときと」とは富山の方言で「ぴちぴち(新鮮な)」という意味。きときとな日々の記録を更新中。

星の子

2018-06-09 | 


今日は晴れのち曇り。なんだか体調がすぐれず、午前中はうだうだしていました。午後から家で仕事しました。図書館で借りて、今村奈津子の「星の子」を読みました。本屋大賞2018のシールが貼ってあったので、借りてみました。なんだか不思議な本でした。とても読みやすくて、どんどん引き込まれて読み進み、あっという間に読み終わりました。でも、特に結末がないので、あれ?って感じで終わってしまいました。病弱だった主人公を救いたい一心で、両親が新興宗教にハマってしまう話です。姉は家を出てしまいますが、「わたし」は淡々と親と過ごしています。「わたし」の日常や細やかな心境が描かれており、特に大きな事件が起きるわけではないのですが、それでも妙に引き込まれてしまいました。面白かったけれど、もっと先が読みたかったです。

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