きときと日記

「きときと」とは富山の方言で「ぴちぴち(新鮮な)」という意味。きときとな日々の記録を更新中。

祈りの幕が下りる時

2013-11-19 | 


昼間は晴れ、夜は雨になりました。図書館で借りて、東野圭吾の「祈りの幕が下りる時」を読みました。東野圭吾の書き下ろしの新作ということで、人気があり、早くに予約を入れて、ようやく読むことができました。加賀恭一郎シリーズで、読み応えのある一冊でした。加賀の母親を取り巻く人間関係と、舞台女優の浅居博美を取り巻く人間関係、そして無関係に思えた殺人事件をつなぐ糸。真相が明らかになり始めるまで、結構長いのですが、最後に「そうだったのか」と明かされるあたりからは、ぐっと引き込まれます。ラストは本当に驚きと切なさで一気に読めますが、そこまでが長いからか、私には評判ほどの感動はなかったかも。でもさすが東野圭吾、とても読みやすく、最後まで楽しんで読むことができました。これも、そのうち映像化されるのでしょうね。

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