「北の山・じろう」日記

内容は主に時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

(オランダ)極右・自由党(PVV)が第1党に躍進の見込み&日本外交<2023.11.24

2023-11-25 20:12:59 | ヨーロッパ

オランダ総選挙、極右が第1党へ 反イスラム、EU離脱を主張
2023年11月23日 11:28 発信地:ハーグ/オランダ [ オランダ ヨーロッパ ]
https://www.afpbb.com/articles/-/3492750?cx_part=top_topstory&cx_position=3
【解説】 オランダ総選挙で極右政党が勝利 欧州が揺れる
2023年11月24日
https://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-67516814

ヨーロッパで顕著な政治の右傾化の流れです。
既にイタリアでは、極右「イタリアの同胞(FDI)」が第1党になりメローニ氏が首相を務めています。
フランスでもマリーヌ・ルペン氏が党首を務める極右政党・国民連合が、かなり大統領選でも僅差の勝負をしました。
ドイツでは、クーデター未遂事件が発生しました。

2022年ドイツクーデター未遂事件
https://ja.wikipedia.org/wiki/2022%E5%B9%B4%E3%83%89%E3%82%A4%E3%83%84%E3%82%AF%E3%83%BC%E3%83%87%E3%82%BF%E3%83%BC%E6%9C%AA%E9%81%82%E4%BA%8B%E4%BB%B6

今後ヨーロッパがどのような国々が中心になるのかは不透明な情勢です。
理由はヨーロッパが相対的に貧しくなり移民が増え社会不安が増加しているからです。

極右の主張は、どの国でもほぼ同じです。
反EU
反移民
自国中心主義

オランダの自由党(PVV)は、ここに「ウクライナ支援停止」も政策に掲げています。

EUの無茶苦茶なウクライナの優遇と過保護と言える支援には、どの国からも国民のチェックが入ると思います。そもそも今、経済的に豊かな国はドイツくらいしかありません。本来ユーロ国民に使うべき巨額の資金をウクライナ支援に振り向けています。何故そこまでしてウクライナを支援しなければならないのか・合理的な説明は出来ません。選挙を重ねるごとにウクライナ支援にこだわる現在の第1党は支持を減らすと思います。

そして日本も考える必要があります。今後ヨーロッパ諸国の政治の流れが右翼化・極右化である以上、深い付き合いは禁物だと言うことです。関係が深ければ、右翼化・極右化の思想は必ず日本にも入ってきます。

右翼化・極右化した日本が嫌であれば、ヨーロッパ諸国との付き合いは薄くするべきなのは、当然です。

簡単に言うとヨーロッパ諸国はダメになりつつあると言うことです。右翼化・極右化し排他的で自国中心主義の国々とは付き合ってもメリットは、ありません。

私が、アメリカ・NATOとの距離を置くべきだという理由です。NATOなど地球の裏側の軍事同盟です。そんなものが日本の安全保障にメリットがあるはずがありません。経済のEUもブロック経済化しつつあり貿易関係を維持するメリットは、年々少なくなってきています。

これらを考えあわせるなら、日本外交の歩むべき道は明らかだと思います。



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