「北の山・じろう」日記

内容は主に時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

アメリカ式言論統制の一例<2024/08/07

2024-08-07 19:25:00 | アメリカ合衆国

特にイスラエル問題は、酷いですね❓
少しでもイスラエル批判をしようものなら、寄ってたかって糾弾されて職から追放されます。
イスラエルを見てなんとも思わない人は、どうにもなりません。良心も良識も欠けているとしか言いようがありません。
「ジェノサイド」と言うしかありません。
毎日、病院や学校が攻撃されてガザ市民が死亡しています。
アメリカ政府は、これを止めようともしません。

その理由はアメリカの選挙制度が崩壊していることにあります。
①徹底的な究極の金権政治です。資金を多く集めたほうが勝つ確率が高いです。そのため資金集めの得意な人間が候補に選ばれる傾向が強いです。
②そして各種圧力団体の意思に逆らう政治は事実上不可能です。
③金と各種圧力団体と巨大企業や超大金持ちが支配するのが現在のアメリカです。
④事実上、二大政党が政治を独占しています。二大政党の候補者にならないと政治家になるのは、不可能と言っていいほど難しいです。

だから「金と各種圧力団体と巨大企業や超大金持ち」に逆らう政治家は、排除されます。
結果として金と各種圧力団体と巨大企業や超大金持ちに迎合する政治家だけが選別されて残るという仕組みです。

その中でも資金の規模と組織力で圧倒的に強力なのが、「ユダヤロビー」です。
だからイスラエルの暴挙は、無視されます。
見て見ぬふりをしないと選挙にすら出られません。

<それを、モロに書いた記事>
イスラエル批判の米下院議員が民主党予備選敗退 ユダヤ系団体が対立候補を異例の支援
2024/8/7 15:08
https://www.sankei.com/article/20240807-QFWLWDTMQVIPPOTYDWA7SFLWE4/

<大学の例>
米ペンシルベニア大学長が辞任、反ユダヤ主義への対応で批判
By Kanishka Singh
2023年12月11日午前 7:23 GMT+98ヶ月前更新
https://jp.reuters.com/world/us/NA36MGPI6ZLLFDYNGOMGHZ6RLA-2023-12-10/
米ハーバード大学長が辞任 「反ユダヤ主義」黙認との批判受け
2024/1/3 09:38
https://www.sankei.com/article/20240103-KSJDWMGPVNOL3AWQWT5QB2FF4U/
「反ユダヤ黙認」追及され学長辞任 揺れる米大学 「現代の赤狩り」指摘も
2023/12/21 16:18
https://www.sankei.com/article/20231221-RG7TPKSMSVJCRGIQPYZGNRPWMQ/

※これはごく一例にすぎません。
当然、ビジネスの分野の締め付けはもっと厳しいです。
取引から排除されれば、即倒産です。

このようにして「アメリカ式言論統制」がイスラエル問題に限らず、アメリカ政府に逆らえば実行されます。

アメリカが言う「民主主義」とか「自由」というのは、アメリカ政府が許容する範囲でのみ存在します。
柔らかくオブラートで包んでいますが、実際には中国やロシアとそれほど違うものでは、ありません。
要はアメリカがやることは正義であり、それに異を唱えることは許されません。

「アメリカがやること」を決めるのは、「金と各種圧力団体と巨大企業や超大金持ち」です。
ほゞ、間接的独裁主義と同じです。
それを「民主主義」とか「自由」と主張しています。

よく考えてみるべきでしょうね❓


※関連記事目次
項目「アメリカ合衆国」の目次②
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/6ea78b12b6512e36fbdc6eebd50f97ce



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