「北の山・じろう」日記

内容は主に時事問題。時々株式投資関係の記事も交じります。

実は最悪かもしれない糖質の多い飲料水<2023年6月

2023-06-19 13:45:11 | 食事と食品

その野菜・果物ジュース、菓子パンよりカラダに悪いかも!? 医者が「ジュースは消化機能を無視した食品」と警告する理由とは
2023年5月22日(月)19時25分
https://www.newsweekjapan.jp/stories/lifestyle/2023/05/post-101696_4.php

(前にもこの記事を取り上げたことがあります。
今度は、糖質を含む飲用水と言う観点から見てみます。)

糖質を液体で飲むことの何が悪い?
老化物質AGEを生み出して体内に蓄積させること
血糖値急上昇により血管を傷める

(山岸教授)
急激な血糖値上昇を繰り返していると、脳梗塞や心筋梗塞のリスクが高まる
太りやすくもなる
飲み物で糖分を取ると、レプチンという食欲を抑制するホルモンが分泌されにくくなり、(食欲が)満足しにくい

(記事)
糖質を取りすぎてしまうと、血中のあまった糖が脂肪細胞に取り込まれて太る
血糖値が急上昇すると、体は大量のインスリンを分泌
血糖値を抑えようとするため普段の空腹時血糖値より下がってしまう
どか食いをしてしまうという悪循環

(山岸教授)
果物に含まれる「果糖」は、米やパンが吸収されてできる「ブドウ糖」よりも、老化を促進する悪玉物質「AGE」を形成しやすい構造なのだ。

例えばホットケーキ。小麦粉(糖)と卵(タンパク質)を混ぜ合わせたものがフライパンで加熱され、糖化反応が起きた結果、こんがりきつね色になります。そういったAGEを含んだものを多量に食べることでもAGEが蓄積されます

そういったAGEを含んだものを多量に食べることでもAGEが蓄積されますし、私たちの体内でも同じように高血糖によってコラーゲン(タンパク質)がAGE化すると老化が進むということです。体中のコラーゲンがAGE化するとシミやシワなどの老け顔になったり、動脈硬化や骨がもろくなる、変形性関節症などさまざまな機能障害が起きてしまいます

AGE牧田クリニック院長の牧田善二医師
「ジュース類は、人の消化や吸収機能を無視して作られた飲み物」

「食べ物が胃に入ると、炭水化物なら3時間、脂肪なら7時間ほどかけて消化されます。ドロドロになったものが腸に送られ、ゆっくりと体に吸収されるのです。ところが液体に消化は必要ありません。ジュースは胃を通り越して一気に腸に入ってしまいます。血糖値が急上昇し、血管の内皮が傷ついて、やがて血管が硬くなってしまいます。野菜や果物ジュースより清涼飲料水のほうがたくさんの糖質を含んでいますから、悪性度が高い。しかし、野菜や果物ジュースはみなさんが"体にいいから"と信じて飲んでいることがやっかいなのです」

「体の全血液がおよそ5リットルですから、血液中には約4・5グラムの砂糖が溶けている計算になる。糖質が高い飲料を摂取するということは、そこに砂糖の塊、血糖値でいえば千の数字が出るほどの量を一気に取り込むことになります。体は血糖値が急上昇しないように、すぐさま膵臓すいぞうから大量のインスリンを分泌します。それを何度も繰り返しているうちに膵臓は疲弊し、必要な時にインスリンが出せない=糖尿病に行き着くんです」

(恐ろしいことが書いてあります。URLだと読まないかもしれないので、抜き書きしました。)
(一方、野菜や果物をそのまま食べるメリットは?)

もちろん、野菜や果物そのものには健康に良い効果がたくさんある。昭和大学医学部の山岸昌一教授が説明する。

「野菜の中でも、ネギ類や葉物野菜、ブロッコリーやキャベツなどのアブラナ科の野菜を習慣的に食べている人はそうでない人に比べて、心臓病になりにくい、寿命が長いというデータは山のようにあります。果物にも、食物繊維が豊富に含まれていて、これらは腸内環境を整え、糖分の吸収をゆるやかにしたり、コレステロールの吸収を抑制したりします。糖分の吸収が和らぐと血糖値の急激な上昇が避けられるため、糖尿病の予防や血管の老化が抑えられるのです。実際、定期的に果物を食べている人では心血管病、大腸がん、うつ病などのリスクが低くなることが報告されています」

世界五大医学誌の一つ『BMJ』では2014年、83万人を対象に26年間も追跡した大規模な研究結果が発表された。それによると一日に食べる野菜と果物が一品増えるごとに死亡のリスクが6%ずつ下がるという。

また、果物にはビタミンCも多く、シミのもとになるメラニン色素の合成を抑制するなど、美肌にも貢献することが知られている。

<以上、抜粋引用

飲み物に限って言っても、糖質を多く含む飲料水は極めて健康に悪いことが分かります。
果物ジュースは、ほぼ最悪です。しかし、健康に良いと勘違いしている人は多いと思います。野菜ジュース・果物ジュースがたくさん売られています。飲む人が、その分だけ多いと言う事になります。

ファーストフード店に行ってみて下さい。
ドッポリ糖分の入った甘い飲み物がセットで出てきます。客の健康のことは、完全無視です。法律で禁止されていないから金儲けのためなら客の健康が犠牲にして良いと考えています。

コンビニでもスパーでも、糖分の入った甘い飲料水は豊富に「これでもか!」と言うほどに売られています。

大雑把に例を挙げましたが、これだけ甘い飲料水が豊富に売られています。あるいは、ジャンクフードに添えられています。

違う言葉で言うと?
生活習慣病やその他病気を大量販売しているのと同じです。売れなくなると困るから、それに害があるとか飲まない方がいいと言う意見は、消えてしまいます。

アメリカでコロンコロンに太った人が多く生活習慣病が多い理由は、ここに高タンパク質と高脂肪の食事が加わり、しかも標準摂取カロリーが5000kcalくらい摂取します。西部開拓時代のカロリーです。完全カロリーオーバーです。その食事を幼いころから食べていれば、肥満した人ばかりになるのは容易に分かると思います。

日本人もそれと同じ食習慣や食事内容をかなり取り入れています。

その中でも、最大に健康に有害なのは糖質を多く含んだ飲料水です。
スポーツドリンクでさえ、飲みすぎれば糖尿病になります。熱中症予防の水分補給は水分と適度の塩分で十分です。スポーツドリンクは、激しい運動をするスポーツ選手専用の飲み物です。それを普通の人が飲めば、当然糖分過多になります。



コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。