ゆっくり歩こう・・・。

今年最初の出番となった音楽フェス「MUSIC CONNECT」盛況で終了しました。
多くの方々にご来場いただきありがとうございました。今回も楽しく歌わせていただき幸福な時間でした。
終了後も多くの応援メッセージをいただきました。親しい友人たちからも「尚志さんを観にきたけれど、他の人たちもよかった！得した気分」などとコンサートの内容もお褒めの言葉をいただきました。
●千綿偉功　北村尚志　SWING　狭間組　野副一喜
出演の5組はいずれも佐賀のベテラン、古くからの仲間や後輩たち、それぞれ音楽に対する思いやスタンスが感じられ刺激になるステージでした。中でも千綿偉功 くんはさすがに全国で活躍する人、音楽に人生を賭けて戦う男の意気込みを感じさせる凄さがありました。

毎回思うのですがライブは不思議なものです。自分自身、そして仲間たちと長い間少しずつ積み上げたものを短い時間で一気に放ちます。そして高揚感、達成感、空虚、反省、感謝、自責、満足、不安、など様々な感情が降り注いできます。マイナス感情に押しつぶされそうになり、「何故こんなことやってるんだろう？」と思うことも。たしかにどんないいライブが出来たにしても、それで終わりではありません。
こんなことを何度も繰り返し、「またやるしかない」と少しだけ進むことが出来ます。
この数年間ライブをやることが年間に数回と極端に減りましたが、これはコロナ禍だけが理由ではありません。自分の作品を作ることも少なくなりました。経験と共に得るもの、薄れていくもの、今後はこれらとの戦いではないかと思います。でも当分はゆっくりと歩き続けたいと思います。
「よかったよ！」という一言が聞きたいからね。