スタジオの大掃除をしていると、出てくる出てくる古いレコーディング機材。
つい片付けが面倒になり、リサイクルショップにでも持ち込もうと思ったけれど、
思い留まってもう一度使ってみることにした。
主に80年代の機材は見た目がしっかりしてカッコいい。「動くかな・・・。」と心配げに電源を入れたけどしっかり動いた。
ベースの録音に使用したが、使い方が簡単で音もいい。
思えば90年代以降の機材の進化は「安くすること」「小さくすること」「多機能化すること」に費やされたと思う。
肝心の音については劇的な進化は感じないし、同時に生まれた音楽についても感動が少なくなったような気がする。
今のレコーディング環境といえば 「何でも出来るけど・・・だから何?」って感じかな。
要は「いいものは感動がないと生まれない」ということだ。
今までどうにかして時代に合わせようとしていたけれど、これからは自分が見聞きしたこと、生きてきたその経験を信じて進むしかないと思っている。
来年は年男、節目だ。来年どうなるかは全くわからないけれど、「歌っていること」「音楽を作っていること」は間違いないでしょう。
どうぞ来年もよろしくお願いします。
売るのはもったいない!
リサイクルショップに行くならINPUTへ
2009年も音楽して下さい。
私達には残る余生それしかありません
悔いが残らぬ様がんばりませう。