北村尚志のブログ

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一夜明ければ

2010年04月26日 | 尚志の日記

 熱いライブから一夜明けた朝は地域の溝掃除なのでした。

疲れているけれど・・・出不足金を払えばすむということではありません。これは地域の交流の場なのです。

ギターをスコップに持ち替えての参加。

長靴を履いて、軍手をして、帽子をかぶり、泥だらけになり、懐かしいようなドブの匂いをかぎます。

この地に生まれて育ち48年、最近はすっかり住宅が増え、知らない人も増えました。

年長者は言います。「こがん時に近所の人がわかるたい。」

知らない人でも 肉体労働をしながらだと自然に会話ができます。

ご近所さんとはいえ、農業従事者も先生もいれば会社の社長もいますし、海外から帰ったばかりのエリートサラリーマンもいたりして 「ほ~っ!」という感じです。

溝にはスッポンやドンポなどがいたりして、歓声もあがります。

「きつか、きつか~、タバコ、タバコ~。」とすぐ休憩する人、自宅から草刈機を持ってきて黙々と作業する人、 若い息子がいるのに今だに参加しているおばあちゃん等等・・・人柄や家庭環境さえわかってしまうのです。 

作業は午前中で終わり、これから恒例の飲み会です。

僕は用事があったので弁当とビールをもらい、早々と帰りました。

後で聞きましたが、若い衆はみんな帰り、結局お年寄りだけの飲み会になったそう。

これも時代ですね。

 

 

 

 

 

 

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