「アリとキリギリス」

　いくら僕が経済に疎いからといって毎日ここまで報道されると無視はできなくなる。

円高や世界同時株安はやがてジワジワと我々の生活を脅かすことになるだろう。

「そのうちによくなるさ・・・」なんて楽観視できない部分も多い。

先を見越すにはやはり世界の情報を得ないといけないようだ。

アメリカがバブルだということは数年前から言われつつけてきたこと。

しかしここまで実力が伴わない空っぽの景気だとは思っていなかった。

バブル崩壊から回復した経験のある日本は何か提言出来なかったのだろうか？

今日の新聞にも世界の食糧危機のことが載っていた。

「やがて、なるであろう・・・」と書いてあることは何らかの対策をしないと確実にそうなる。

「なんとさせにゃいかん」日本、精神的には貧しいけれど、１０年前よりは確実に贅沢をしている毎日。

ふと「アリとキリギリス」を思い出した。

小学生までに習う人間として当たり前のこと、我々は何一つ出来なくなっているような気がする。