北村尚志のブログ

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YAMAHA CJ32(2004)

2020年12月30日 | 尚志の楽器の部屋
今年はジョンレノン没後40年もでもあり様々な追悼番組が放送されていました。
その中でジョンが弾いていたモデルがこの型でした。
そういえばポールサイモンも、日本では飛鳥涼さんとか、
なかなかインパクトあるデザインですね。僕もステージでも目立つのでよく使いました。




原型はギブソンのジャンボモデルなんでしょうが、こだわりが感じられます。
ヤマハは60年代から続くフォークブームでもひたすらオリジナルデザインのギターを出していました。
当時安いマーチンやギブソンのコピーが欲しかった少年たちからすると評価が低かったと思います。
しかしクオリティは高く今では高価で取引されています。
この機種は70年代中頃に登場し、今はカタログにありません。
写真は2004年に大手楽器店がヤマハにオーダーしたものを購入したものです。
黒いボディに白いピックガード、ボディがデカイ割にはネックが細く弾きやすく、繊細で綺麗な音がします。
トップはスプルース、サイドバックはメイプルです。
フォーク全盛の頃このギターでレコーディングされた音源も多く、
最近「あっこの音!」みたいに発見することもあります。
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