京都北都信用金庫(本店:宮津市)が京都府北部の景況感を発表しました。舞鶴・福綾地区での不動産業、舞鶴地区での卸売業が大幅に上昇したものの、その他の産業で振るわず、依然として厳しい経済状況が浮き彫りになりました。
地区別では、前期は横ばいだった丹後地区(宮津市・京丹後市・与謝郡)が大幅悪化し、福綾地区(福知山市・綾部)も悪化幅が拡大しました。そして今まで北部経済を支えてきた舞鶴地区(舞鶴市)も一転悪化に転じるなど、京都北部経済も景気後退局面を迎えたことが数字の上でも証明された形となりました。
地区別・産業別の結果は以下の通りです。
【丹後地区】
製造業 -48.6 21.0の悪化
卸売業 -36.8 13.2の悪化
小売業 -55.3 1.0の悪化
サービス業 -61.1 2.8の悪化
建設業 -63.0 1.3の悪化
不動産業 -50.0 25.0の悪化
地区全体 -53.1 9.8の悪化
【舞鶴地区】
製造業 -17.2 7.8の悪化
卸売業 -26.7 17.7の改善
小売業 -62.9 7.0の悪化
サービス業 -38.5 5.9の改善
建設業 -33.3 5.2の悪化
不動産業 -30.0 11.9の改善
地区全体 -37.3 0.8の悪化
【福綾地区】
製造業 -23.8 5.2の悪化
卸売業 -53.8 13.8の悪化
小売業 -58.9 0.7の改善
サービス業 -38.9 0.5の改善
建設業 -54.8 12.9の悪化
不動産業 - 9.1 30.9の改善
地区全体 -44.6 3.4の悪化