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新埠頭名「舞鶴国際」に決定 愛称は「みずなぎ」 舞鶴港

2009-04-25 | 舞鶴市

京都新聞(4月25日付)

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愛称「みずなぎ」 舞鶴港新埠頭 名称は「舞鶴国際」

京都府が2010年春の開港を目指し舞鶴市沖で整備を進めている舞鶴港新埠頭について、府は24日、名称を「舞鶴国際ふ頭」に決定し、愛称を「みずなぎふ頭」とすると発表した。

山田啓二知事が定例会見で明らかにした。全国から応募があった518件の中から、日本を代表する国際的拠点となるように期待が込められた名称を選んだという。愛称は府の鳥「オオミズナギドリ」と波が穏やかな舞鶴港の「なぎ」の様子をイメージした。

舞鶴国際ふ頭は面積13.7ヘクタール。舞鶴港最大の延長280メートル、水深-14メートルの岸壁を備え、5万トン級の大型貨物船が接岸できる。府と国が1989年から舞鶴市下安久沖を埋め立て、多目的国際ターミナルとして総工費約460億円をかけて建設を進めている。

舞鶴港は国の重要港湾に指定されており、舞鶴国際ふ頭は6カ所目。韓国航路や中国航路のコンテナ船が入港する予定という。

山田知事は「経済が落ち込む中で新ふ頭への期待は大きい。京都の将来を左右する港であり、日本の発展の源となる埠頭にしていきたい」と述べた。

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同埠頭は、北近畿経済の起爆剤としての期待が高いだけに、この国際埠頭が活用されるよう官民一体となったポートセールスが必要でしょう。そのためにも金沢などで行われている様に行政、荷主、船会社が定期的に協議できる場の開設が望まれます。