京都新聞(11月24日付)
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高さ60M ガントリークレーン到着 舞鶴国際ふ頭 26日に移設
来春開港予定の「舞鶴国際ふ頭」(舞鶴市下安久)に23日、コンテナ積み降ろし用のガントリークレーンが到着した。大阪南港から台船で運ばれてきた。26日に移設が完了する予定。
ガントリークレーンは高さ約60メートルで、大阪南港で使われていた。1時間あたり約40個のコンテナを船やトラックに積み降ろしできる。台船上に立てたまま、高知県の室戸岬、長崎県沖などを経由して約1,700キロの距離を運んできた。
台船は23日午前10時半ごろ、舞鶴国際ふ頭に接岸した。クレーンは岸壁に沿って移動できる長さ約280メートルのレール上に据えられる予定で、台船からレールまで橋をかけて移動させるという。
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不況やトステム綾部工場の閉鎖などによりコンテナ貨物の集荷が厳しい状況にある舞鶴港なだけに、新ふ頭には大きな期待が寄せられています。
京都府も今月初めには中国・大連市でセミナーを開くなど、コンテナ貨物集荷に地道な努力を重ねており、ベースカーゴ(大口荷主)の獲得につなげていくためにも、今一層、ポートセールスに注力して頂きたいです。