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京都北部経済の起爆剤 舞鶴・和田埠頭の活発利用を協議

2008-07-25 | 舞鶴市

京都新聞(7月25日付)より

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舞鶴港「和田ふ頭」の利用促進へ 利用促進連絡調整会議が発足

2010年春から供用予定の舞鶴港「和田ふ頭」(仮称)の活発な利用を目指し、関係機関が協議する「舞鶴港利用促進連絡調整会議」が24日、発足した。京都府舞鶴市喜多の舞鶴21ビルで第1回の会議を開いた。

京都府や舞鶴市、大阪税関舞鶴支署など11機関が参加。荷主や物流業者が利用しやすい港づくりに向けて課題を話し合い、港のPRに生かすのが狙い。

会議は供用開始まで5回開催の予定。荷主などから聞き取り調査し、方策を検討する。

初回は参加機関代表者ら16人が出席。事務局の近畿地方整備局舞鶴港湾事務所が、干満の差が少ない港の特長、貿易量の変遷について紹介し、課題を検討した。会議後、出席者は建設中の和田ふ頭と港道路を見学した。 

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京都府北部の経済の起爆剤として期待される舞鶴港の和田埠頭ですが、大規模コンテナ埠頭なだけに、活発利用が望まれます。

しかし舞鶴港のコンテナ貨物取扱量はだいたい5,000TEUから6,000TEU程度にとどまっているのが現状で、伸び悩みの主な原因である交通網の整備が必須です。国道27号バイパス「西舞鶴道路」の整備や、舞鶴若狭自動車道の完全4車線化が舞鶴港の活性化には必要不可欠でしょう。