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今春入学者3割減 存続決定の舞鶴・ポリテクカレッジ京都

2009-05-24 | 舞鶴市

京都新聞(5月24日付)

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今春入学者3割減 舞鶴・ポリテクカレッジ京都

運営母体の独立行政法人の存廃が論議になった京都府舞鶴市のポリテクカレッジ京都(京都職業能力開発短期大学校)で、今春の入学者が例年より約3割減った。カレッジは昨年末の閣議で存続が決まったが「議論の影響が大きかった」とし、来春に向け、夏のオープンキャンパスなどで魅力をアピールする。

カレッジは雇用・能力開発機構が運営し、高校卒業者や在職者がものづくりの技術を学ぶ。昨年12月の閣議で同機構や関西学研都市の職業体験施設「私のしごと館」の廃止が決まったが、カレッジは別組織へ移管・存続することになった。

存廃問題と入学募集の時期が重なったうえ、存続決定が府内の高校関係者らに十分伝わらなかったため、例年ほぼ定員を満たしていた入学者数は今春、定員100人に対し64人にとどまったという。

冨田康光校長は「実技指導による技術力の養成には定評がある。今春の就職率も約97%と高い」と話す。体験実習ができるオープンキャンパスが7月11、25日と8月1、22日にある。問い合わせは同カレッジTEL0773(75)7609。

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卒業生の技術力は北近畿各地でも非常に定評があるだけに、存続が決まって一安心と思いきや、入学者減は少し残念ですね。存続が本決まりになったことをもっと広報していく努力が必要です。