北近畿経済情報

北近畿各都市の経済ニュースを紹介。

200円バスが好調 実証運行前の2倍に増加 京丹後市

2008-10-18 | 京丹後市

京都新聞(10月17日付)より

---
京丹後「上限200円バス」快走中 乗客、実証運行前の2倍に

京都府京丹後市や丹海バスなどが市内で実証運行している「上限200円バス」が今月、運行3年目を迎えた。一部路線を延伸、コースも変更したことで、市は約1400世帯の交通空白地の解消につながるとしている。

同バスは2006年10月に導入。大人1回の上限運賃を200円と低く設定することで、利用者増を図り、バス会社への市の補助金支出を抑えるのが目的。実証運行2年目(07年10月-08年9月)は、実証運行前(05年10月-06年9月)より乗車人員が2倍以上に増え、運賃収入も上回るなど好調を維持している。

今回の主な改正点は、弥栄病院線の浅茂川地区への乗り入れ▽久美浜線や与謝の海病院線の増便▽延利線のKTR(北近畿タンゴ鉄道)峰山駅やショッピングセンターマインへの乗り入れ-など。

同市市民課の野木秀康主任は「より多くの人に喜んでもらえるよう、さらに検討を重ねていきたい」と話している。17日には国土交通省の関係者らが視察に訪れ、上限200円バスに試乗する予定。

---