京都新聞(10月3日付)より
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東洋製鉄が新工場 長田野工業団地で式典
建設機械などに取り付ける重りを製造している東洋製鉄(本社:大阪市)がこのほど、福知山市の長田野工業団地に工場を開設し、現地で式典を催した。
同社の7番目の工場。神戸市に移転した三精輸送機(本社:大阪府吹田市)の福知山工場(3,400㎡)の跡をそのまま利用して開設。中国から輸入された鋳製鉄の重りの検品作業などを行う。
式では音頭宏紀社長は「重りは神戸港から運んでいるが、福知山の立地を生かし、舞鶴からの輸送を考えたい。地元での雇用も進めたい」とあいさつ、関係者が新工場の門出を祝った。
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三精輸送機の撤退後、すぐに後継立地企業が見つかるのが、長田野工業団地の強みなんでしょうね。雇用従業員数などでは三精輸送機には及ばないものの、東洋製鉄には、地域に根ざした工場として発展していってもらいたいです。
また従来、神戸港を利用していた同社ですが、今後は舞鶴港の利用も考えるとのことで、これを期に長田野工業団地の立地企業へのポートセールスを強化のためにも、大川橋バイパスの早期完成が望まれます。