北近畿経済情報

北近畿各都市の経済ニュースを紹介。

東洋製鉄が進出 長田野工業団地 輸送は舞鶴港を利用

2008-10-03 | 福知山市

京都新聞(10月3日付)より

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東洋製鉄が新工場 長田野工業団地で式典

建設機械などに取り付ける重りを製造している東洋製鉄(本社:大阪市)がこのほど、福知山市の長田野工業団地に工場を開設し、現地で式典を催した。

同社の7番目の工場。神戸市に移転した三精輸送機(本社:大阪府吹田市)の福知山工場(3,400㎡)の跡をそのまま利用して開設。中国から輸入された鋳製鉄の重りの検品作業などを行う。

式では音頭宏紀社長は「重りは神戸港から運んでいるが、福知山の立地を生かし、舞鶴からの輸送を考えたい。地元での雇用も進めたい」とあいさつ、関係者が新工場の門出を祝った。
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三精輸送機の撤退後、すぐに後継立地企業が見つかるのが、長田野工業団地の強みなんでしょうね。雇用従業員数などでは三精輸送機には及ばないものの、東洋製鉄には、地域に根ざした工場として発展していってもらいたいです。

また従来、神戸港を利用していた同社ですが、今後は舞鶴港の利用も考えるとのことで、これを期に長田野工業団地の立地企業へのポートセールスを強化のためにも、大川橋バイパスの早期完成が望まれます。


企業誘致へ協議会設立 丹波市商工会

2008-10-03 | 丹波市

丹波未来新聞(10月1日付)より

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丹波市商工会 企業誘致へ協議会

丹波市商工会は、 国の 「企業立地促進法」 に基づき、 地域の特性や強みを生かした企業誘致をめざす 「丹波市産業活性化協議会」 (会長=村上康充・市商工会長) を立ち上げ、 25日に同市商工会館で初会合を開いた。 同法は、 地域産業の活性化に関する意欲的な取り組みを国が支援するもの。 同協議会は、 今年度内に特産物や地場産業、 既存企業などを生かした企業誘致戦略を盛り込んだ基本計画を策定し、 具体的な事業展開につなげる。

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企業誘致で関西でも有数の企業立地数を誇る兵庫県ですが、県中・北部では苦戦しているようで、丹波・但馬地方では年1件と、厳しい状況です。

交通インフラが整備されていない但馬地方は今後に期待するとして、舞鶴若狭自動車道や北近畿豊岡自動車道など交通インフラがある程度整備されている丹波地方も苦戦しており、企業を誘致するもう一押しが必要なのではないでしょうか。

丹波地方にしかない特色をセールスポイントに積極的な企業誘致に取り組んで頂きたいです。