木祖村 Gリポート

木曽路や木祖村の話題を報告します。木曽川源流の里の議員日記。

9月18日 木祖小学校運動会

2010年09月18日 | 木祖村議会と議員

9月18日 木祖小学校の運動会に行ってきました。
 リレーはいつみても燃えますが、毎年新しい演技も加わっているので、新鮮さもあります。

 今年はビデオやカメラで我が子を見つめる父兄も多いに盛り上がり、見晴らしの良い来賓テントの両側(実はカメラポジションとしても最高)は、いつになく混みあってました。

 そもそも小学校の運動会なんて児童と先生が主役だし、父兄を交えた体育の祭典のようなもの。ゴール・ポジションが一番よく見える中央の一等地は、審判(本部)と父兄に譲って、来賓だの名誉職だの席は別のスペースでもいいんじゃないかと思いますよ・・・b(゜ー゜)。


続平成22年度木祖村9月定例会:村内踏査

2010年09月10日 | 木祖村議会と議員
 9月9日 13:00~ 議会村内現地踏査。災害復旧中の地点を中心に村内現場を回ります。

 連合審査の後は全員が木祖村道の駅「げんき屋」に移動し、ランチ&ミーティング。本当は信州サーモンとイワナの刺身がのってる話題の「釣り人定食」を食べたかったのですが、
   ・・・終わってました…|||orz|||
 で、代わりに目をつけたのが新メニューの「メンチカツ定食(¥800)」

 食券を買って中に入ると、そこには「メンチカツ定食」を食べんとする村長の姿がっ・・・(先を越されたー!)

 メンチカツはふわりとした独特の食感で、味の方は☆☆☆(星三つ)といったところでしょうか。メンチの下味とつけダレとのバランスにちょっと工夫が欲しいかなあ・・・。
 他の議員や職員の注文が多かったのは、やはり定番の「木曽和牛丼」でした。速く出てくるのも人気のようです。

 昼食後の村内現地踏査先は以下。

 ・神谷林道
 ・村道(塩沢)工事現場
 ・薮原簡易水道塩沢水源地 
 ・寺の沢砂防工事
 ・こだまの森多目的グランド、同ソフトバンク電波塔建設予定地
 ・菅遊休荒廃地(そば畑)、ケト沢災害箇所・・・などなど。

 神谷林道の終点である「神谷峠」には朽ちた「神谷峠頂上」の標柱が残されていました。
 そこから先は叢におおわれ、うらぶれた状態です。かつては薮原からこの峠を越えて、伊那方面との交流があったわけですが、使われなくなったとたんに荒廃してしまう道の姿に時代の波を感じます。

 前回の一般質問で要望した電波改善計画(私的には、ツイッターで度々ぶち上げてきた「過疎地補完計画その1:電波補完計画でしたが・・・笑)。
 こだまの森を中心にソフトバンク電波塔(30m)他、村内数か所に中継地(15m)が設置されることになり、その建設予定地も確認できました。近い将来、やぶはら高原スキー場こだまの森、民宿エリアを含め、村内のほとんどでソフトバンク電波がカバーされます。
 これで、観光客や都会からUターンする若者にとっても不便は解消される。こだまの森でのイベント誘致やスキー場存続など、村の観光振興の一助にもなればと思います。

9月9日 木祖村9月定例議会2:常任委員会連合審査

2010年09月09日 | 木祖村議会と議員
木祖村9月定例会2日目 9:00~

●常任委員会連合審査会
・陳情審査2件 国交省の地方出先機関の存続を求める陳情等 →継続審査へ
・議案第59号から議案第61号の審査。内容は以下の通り。
 木祖村過疎地域自立促進計画 の策定について
 長野県地方税滞納整理機構の設置について
 木曽広域連合規約の一部変更

◎平成21年度一般会計、特別会計決算審査
(議論された内容の詳細については、議会報をご覧ください)

 午後から村内現地踏査(つづく)

9月8日 平成22年9月木祖村議会定例会1

2010年09月08日 | 木祖村議会と議員
9:00~ 平成22年度木祖村9月議会 会期9月8日から9月17日まで。

■行政報告等(抜粋)
・やぶはら高原ハーフマラソン7/18:エントリー2065名、出走者1830名
・木曽川源流夏祭り7/31:約1300名が参加
・東海地区木祖村人会発足:8/28第1回通常総会開催
 (57名登録、28名が出席)
・木祖村総合某材訓練8/29:約1000名の村民が参加
・平成22年度県の元気作り支援金決まる

■陳情書2件付託、議長行動他
■木曽広域連合議会の報告

■専決報告2件
・一般会計補正予算 9,589千円の追加
 村営水道繰出金、直売所エアコン購入費、他災害復旧事業費等
・村営水道特別会計補正予算 3,326千円の追加
 豪雨災害に伴う薮原簡易水道施設維持管理費

■議案第54号から議案第61号まで上程、提案説明、付託
・人事案件(監査委員・教育委員)については可決
■認定第1号から認定第7号(21年度決算)まで上程、提案説明、付託


13:00~
◎決算審査意見書報告(松原代表監査委員)

【散会】

13:30~
●常任委員会連合審査

【本会議再開】議案56~58について可決
・一般会計補正予算 68,349千円の追加
・国保特別会計補正予算 12,120千円の追加
・村営水道特別会計補正予算 1,125千円の追加

以上、詳細は議会報にて。


9月4日 水木沢天然林での森造り協力事業

2010年09月05日 | 木祖村議会と議員
9月4日、木祖村の水木沢天然林で、名古屋市守山区のNPO法人「緑の挑戦者」と木祖村主催で周辺の森林整備が行われました。


 木曽川の水を利用する下流域の市民らと一緒に約40人が参加し、水を育む森林の健全育成と景観向上を目的に雑木の伐採や下草刈りで汗を流しました。

 この日の朝の天気予報では名古屋の最高気温は38度との予想。一方、木祖村は標高が高いこともあり、さらに森の木陰での作業なので熱中症などに苦しめられることもなく、順調に作業が進みました。
 何度もリピーターとして参加してくれる市民の方が多いので、作業も慣れたもの。私が加わった班の担当地区は、放置されて鬱蒼としていた区間が見違えるようにすっきりしました。

 「この廃材、後ほど車でもらいに来てもいい?」と参加者からの声。
 切ったあとの雑木は長さも種類もまちまちなのでほとんどが切り捨て間伐になります。が、こうした間伐材をシイタケの原木や子供の学校工作の材料に使いたいと言われる方もいらっしゃいます。森の所有者にとっても切り出した木を片付けて利用してくれるのは願ってもない事なので、その場で交渉もまとまったようです。

 ひと汗流した後の森の中で食べるお弁当もまた格別。水木沢のせせらぎ沿いの木漏れ日の中で恒例のトン汁をいただきました。今回は朝採りトウモロコシの差し入れもあって、残った分は皆さんのお土産に。下流域ボランティアの取り組みに本当に感謝です。

7月26日 長野県町村議会議員研修会

2010年07月26日 | 木祖村議会と議員

7月26日 長野県町村議会議員研修会が開催されました(松本文化会館13:00~)

■講演内容
1、「自治体農政の課題と展望」
  高崎経済大学地域政策学部教授 村山元展氏

2、「地方財政の諸課題について」
  長野県総務部財政課長 奥田隆則氏

 国の政策は「自治体と住民の自己決定」の方向にあり、町村の役割と住民の自主性があいまってこそ、地域農業の発展があることを痛感させてくれる内容。結局は農村起業による経済的自立と人材づくりがポイント。その意味では、農村住民の自己決定、自立がますます問われることになると思います。
 事例報告ももりだくさんで、成功例から失敗例?も紹介されるので、非常に参考になりました。成功ケースのほとんどが、立ち上げがトップダウンじゃない事も注目に値します。
 
 早い話が、ウワベだけの「住民協定」や目先の計画を追いかける「まちづくり委員会」だけじゃダメってことです。
 全体のシステム像を明確にしたうえで、小規模自治体だからこそできる思いきった政策。
 自治体職員も、プランナーやファシリテーターとしての役割が求められています。
 しかも、これからはスピードも要求されることでしょう。
 行政と住民が目標像を明確にして共有できるかどうかが、木祖村でも課題になりそうです。

7月18日 やぶはら高原ハーフマラソン'10

2010年07月19日 | 木祖村議会と議員
第24回やぶはら高原ハーフマラソン大会


 梅雨明け10日とは良く言ったもので、抜けるような青空のもと、恒例のやぶはら高原ハーフマラソンがこだまの森で行われました。私は今年もゴールにてチップ回収係を拝命しました。
 今年は5Km部門に木祖小の児童も大勢参加したそうで、校長先生が大きなカメラをもって、子供のハレ姿を撮りに回っていました。

 また、今年はゴール給水所地点にシャワーをおこうと関係者が考えたのですが、ホースが抜けてしまうハプニングが・・・残念!いいアイデアだったのに。
 んん?今年新設オープンした隣の芝のグラウンドはたしかスプリンクラーが埋設されてたはず・・・
 この暑さです。
隣でスプリンクラー回して
ミスト飛ばせばいいじゃん!
 ・・・ダメなの???
 参加者により気持ちよく過ごしてもらえるような工夫が今後の課題です。

 参加者には先月の乗鞍天空マラソンの次に、本大会に参加したというランナーもいて、コースの感想をお聞きすると
「あっちは登り詰めてしまうと帰りはずっと下りですが、こちらは起伏が交互にキツクて・・・しんどかったー。」

 やぶはら高原HMは、陸連公認コースとしては比較的難易度が高く、同じハーフでも過酷なレースです。体力に自信のあるランナーの方は是非一度はトライしてみてください。
 ランナーの皆さん、無事完走おめでとうございました。

木祖村道の駅:これが産直木曽和牛メニューなのだ

2010年07月15日 | 木祖村議会と議員
7月15日 朝から議会報編集委員会。初校と追加原稿の編集後、お昼をげんき屋に食べにいきました。
 すると、同じく村長も昼食にみえてて

星:「何食べるんですか?」
村長:「木曽和牛定食…」
星:「さっすがあー!2500円の昼食!」
村長:「いやぁ…人に聞かれた時の為に説明できないと(笑」
 (村長みずからトップセールスするつもりですね。さすがじゃ。では村長の木曽和牛ステーキを見るオカズにして…)
星:「私は・・・600円の木曽牛丼にしますー」

 げんき屋のメニューは特別職の報酬に応じて、身の丈にあった注文ができるラインナップとなっております(爆

  
 木曽和牛定食         &         木曽牛丼

 なお、木曽和牛のステーキは厚くて肉汁じゅる~のミデアム・レア。御飯はおかわり可能との事です。

 村長とお昼を食べていたら、そこに木曽地方事務所の方と 衆議院議員 矢崎浩二氏 がふらりと入ってきて… ボリューム満点のカツカレーをご注文。村長さっそく道の駅の説明に余念がありません。

 秘書?の方がワタクシを見て「娘さんですか?」(←リップサービス?)
 パパ~~!(゜∀゜)━━!!  と呼びかけたところ、
 木曽和牛ステーキをひと切れ、村長が下さいましたー!
 めちゃうま♡ 口当たり柔らかでジューシーな木曽和牛の一口でしたよお。

 なお、矢崎氏がげんき屋を訪れた衝撃のスクープ写真は、残念ながら手ブレておりまして・・・。
 こんな偶然のシャッターチャンスをフイにしちゃったなんて。
 私には報道カメラマンの素質はないと悟ったのであります・・・orz・・・

7月14日 木祖村道の駅竣工式・「げんき屋」オープン!

2010年07月14日 | 木祖村議会と議員
7月14日 木曽川源流の里きそむら竣工式・直売所食事処「げんき屋」開所式。 10:30~

 前日夜から降り続く雨で、今朝の6時過ぎには味噌川ダムが放流を開始。そんな悪天候の中、竣工式は粛々と進められました。が、テープカットの時間になると雨が小康状態となり薄日も差してきて… 村民の期待を背負った道の駅です。ほんの少しですが天も我らに味方してくれたのか~。
 で、試食タイムはというと、来賓に混じって押しかけた(?)お客さんで、
Wow―――∑(゜◇゜)ノ―――!!

 我々が試食会場に入った頃にはすでに「木曽和牛」の皿は空に…なるほどの盛況ぶりでした。          (・・・まあ、初日ですから (^^;)
 一般客へのオープンは13:00~だったのですが、もう12時少し前からお客さんが待ち構えていたようで、ありがたいことです。個人的にお気に入りは木曽路の銘酒が集まってるトコ。

 

 まだまだ不備な点も目につきますが、村民出資で作った指定管理者にとっても、利用する人にとっても「本物のおもてなし」ができますように。
 村の活性化への試行錯誤はこれからが本当のスタートなんだと思います。

木祖村の道の駅:食事処「げんき屋」が開店準備!

2010年07月07日 | 木祖村議会と議員
7月5日、議会終了後に直売所・食事処「げんき屋」で意見交換会が行われました。
 まずは、試食!


 モデルは源流の里きそむらの村長 栗屋徳也です。さっそくインタビューして
 星:「村長!どうですか、お味の方はっ」
 村長:「ま・い・ううう~!!!」
 というやりとりはありませんが(^▽^;) 村長がガッツリ行く様子を激写!

 ちなみにこの日出されたのは、天ぷらそば定食(メニュー名と価格はまだ未定?)
 天ぷらタネは、待望の地元産渓流魚イワナですよ。ウレシー!
 将来は、江戸東京から鳥居峠を越え、木曽路で一番最初に「イワナ天丼」が食べられる名店になるかも~(笑
 

 このほかタネには、シュウデ、行者ニンニク(←イケル!)、桑の葉などetc.…村内で採れる旬の食材がいっぱいでした。

 なお、この道の駅「木曽川源流の里きそむら」の竣工・開所式は7月14日10:30~です。
 一般へのオープンは13:00~で、先着で粗品を配ることや木曽和牛特価販売などを計画しているそうです。

 オープンがますます楽しみになってきました。
 以前から言われている「木曽にはそばしかない。食い物がまずい」の定説を、木曽和牛やその他の特産品で、ひっくり返して欲しいところです。

木祖村平成22年6月議会/一般質問2 子宮頸がん予防ワクチン

2010年06月23日 | 木祖村議会と議員
星梓の一般質問2問目(概要:6月16日分)

Q1:子宮頸がん予防ワクチンの公費助成について

Q(星):昨年10月、日本国内でも子宮頸がん予防ワクチンが解禁されました。
 子宮頸がんは子宮入り口にできるがんで、女性のがんとしては乳がんに次いで多く、20-30代で感染者が急増しています。性交渉によるウィルス感染が原因のため、10代でワクチンを接種すれば7割程度予防できるとされるものです。
 しかし1人3回の接種で約5万円の費用がかかることから、任意接種にした場合、家庭の経済的理由によりワクチン接種が受けられない児童が出ることが懸念されております。
 予防接種リサーチセンター等々によりますと、5月末までにワクチン接種の公費助成を決めた自治体は、全国で45市区町村にのぼり、この6月議会で実施方針を示す自治体も相次いでおり、公費助成の動きはどんどん広がっております。

 そこで、この木祖村でも子育て支援・若者定住策の一環として、中学卒業前の女子生徒を対象に、子宮頸がんワクチン予防接種の公費助成を実施してもらえないでしょうか。

 6月8日夜、国は子供手当ての満額支給を事実上断念する考えを示しました。子供手当てという金銭支給についてはかねがね賛否両論ありましたが、このワクチン助成については、木祖村独自の子育て支援、ならびに未来の母親となる女子児童への配慮、そして若者定住化の視点からも効果的であり、父兄の賛同も得られるものと思います。また、木祖村の児童数の規模を考えた場合、助成費用を補正予算で対応することも難しくないと考えます。
 女性の命と健康を守るため、年度内実施に向けて、ぜひとも進めていただきたいと思いますが、当局の考えをお伺いします。

A(村長):子宮頸がんは20-30代女性のがん死亡原因の一位となっている。国内の接種開から半年が経過し、現在は個別に自治体による助成が行なわれている状況で、今後は住む地域や収入による差が広がることもありうる。
 木祖村でも公費助成に向け保険師とも検討をしているが、10代前半の接種がより効果的と思われる。中学生を対象になるべく早い時期に予防接種が実施できるよう進めて参りたい。対象年齢や実施方法、助成額についても検討していく。

木祖村平成22年6月議会/一般質問1 電波過疎地の通信インフラ改善

2010年06月21日 | 木祖村議会と議員
星梓の一般質問1問目。(6月16日分)

Q1:電波過疎地の通信インフラ改善・公衆施設へWi-Fiスポットの導入を

Q(星):①携帯電話の村内不感地域の電波改善、および、携帯基地局(電波塔)の誘致について。
 村内ではいまだau、ソフトバンクなど、一部の携帯で受信できない地域があり、さらに、「やぶはらスキー場」や「こだまの森」の利用者からも携帯の電波が届かない。事業者のエリア拡大計画にあわせて、なんとかならないかという声が寄せられています。
 このまま電波状況が改善されないと、万一王滝のような事故が起こった場合、一部の利用者は家族が安否を確認することもできないし、災害時にも同じような事態に陥る危険性がある。また、これまで村では様々なイベントが、味噌川ダム周回道路やこだまの森で行われてきましが、携帯電波が入らないというデメリットは、今後のイベント開催地の選定要素としても大きく関わってきます。

 ついては、こだまの森周辺の高台、スキー場ゲレンデ内の村有地などを候補に、電波塔をもう一社誘致し、携帯が使えるエリアを拡大できないものでしょうか。まず、この点について、村の考えを。

A(総務課長):NTT/KDDIについては、住民の居住地区はほぼカバーされているが、ソフトバンクは菅・小木曽地区での電波状況が悪いという情報をいただいている。
 生活面より観光面への配慮という点から事業者に相談し、基地局の開設など環境改善の申し入れをおこなった。
 イベント開催や災害時の対応において、通信環境の改善は必要と認識している。ホームアンテナ等によるエリア改修を含め、誘致活動を行ってまいりたい。

Q(星):電波塔が設置できる土地を具体的に提案し、村が直接働きかければそれだけ早く実現します。来シーズンのスキー場オープンに間に合うように、7月中には要望していただきたい。

②次に、WI-FIスポット、いわゆる公衆無線LANの設置という点について。
 村の情報発信は、役場の広報やコンテンツの充実を中心に進められてきた。しかし、今後は情報の受け手側である利用者の側に立った情報アクセスの環境として、どこにいても携帯電話やモバイル端末を利用し、無料あるいは安価にインターネットに接続できる環境の整備が喫緊の課題になると思います。
 若者の公衆無線LANへのニーズは高く、現実に、先日のTAICOCLUB会場でも観光客から「村の中でどこかwi-fi場所はないか」と聞かれました。

 ついては、村の道の駅、やぶはら高原スキー場、こだまの森といった観光・集客施設や、図書館や役場ロビーといった公共施設に、公衆無線LANを設置してはいかがでしょうか。

 これから先、木曽郡内の道の駅は過当競争に入ります。やぶはらスキー場も本格的な冬の時代を迎えるにあたって、観光客のためのICT投資ができない集客施設は、淘汰されるのみであります。これらの集客施設にwi-fiがあれば、木祖村の公衆・公共施設のアメニティーは格段に向上すると思いますし、郡内の他のスキー場、キャンプ場、道の駅との差別化もはかられます。
 意外に思われるかもしれませんが、今はノートPCや携帯電話を持たない子供ですら、DSやPSP,WIIといったゲーム機を公衆無線LANでつないで外出先でも遊んでいます。
 高度情報化時代と言われる現代において、村内に携帯電話の不感地域があるようでは「若者定住化促進」をしているとは言えないし、公衆無線LANや光ファイバー等の超高速通信インフラが整備されていない状況は、若者がUターン・Iターンするうえでもハンデとなります。
 是非とも政治主導で取り組んでいただきたいが、当局の考えをお願いします。

A(総務課長):公衆無線LAN(wi-fiスポット)は県内では主要駅やハンバーガーショップで一部開設され、近年注目されている。現在はルーター設置スペースと電源、ブロードバンド回線さえあれば開設可能な状況にある。
 今後、こうした通信環境の整備は、観光戦略上も重要なアイテムであり、若者からの支持も得られると考えている。いち早く導入することで、サービスの質の向上、競合する施設との差別化も期待できる。少ない費用で提供できるサービスなので、今後はこだまの森・スキー場・道の駅などの指定管理者には申し入れをしていきたい。
 観光施設以外の公共施設は、現在のところ具体的な設置計画はないが、住民のニーズがあれば対応したい。



6月18日 平成22年6月木祖村議会定例会2

2010年06月18日 | 木祖村議会と議員
6月18日 定例会再開 9:00~

■日程第一:諸般の報告

■議案第39号~53号 以下、原案通り可決
・職員の育児休業に関する条例のの一部改正
・職員の勤務時間及び休暇等に関する条例の一部改正
   上位法令(国)の改正に伴う条文改正です。

・木祖村税条例の一部改正
   個人住民税の扶養控除見直し、たばこ税引き上げ他、村民税の特例など

・木祖村村営住宅条例の一部改正
   すまいる住宅A棟(薮原151-21)の除外
   老朽化が激しいため普通財産に切り替えて売却を検討中

・木祖村国民健康保険税条例の一部改正
   低所得者層に対する税率引き下げです。

・木祖村企業立地の促進に係る固定資産税の課税免除に関する条例の制定
   取得価格の合計5000万円超(農林魚業関連業種)、2億円超について
   3年間固定資産税の課税免除というもの

・木祖村下水道条例条例の一部改正
   事務手続きの改正

・木祖村辺地総合計画の変更について
   対象は小木曽栃の木辺地。水木沢周辺エリアの改良舗装を促進するもの

・平成22年度木祖村一般会計補正予算
 →予算総額に179,617千円を追加

・平成22年度木祖村国民健康保険特別会計補正予算
 →予算総額に12,967千円を追加

・平成21年度木祖村老人保健特別会計補正予算
 →予算総額に713千円を追加

・平成21年度木祖村後期高齢者医療制度特別会計補正予算
 →予算総額に60千円を追加

・平成21年度木祖村営水道特別会計補正予算
 →予算総額に3,098千円を追加

・平成21年度木祖村農業集落排水事業特別会計補正予算
 →予算総額に268千円を追加

・平成21年度木祖村公共下水道事業特別会計補正予算
 →予算総額に13千円を追加

 なお、今日の本会議の最終議案↑では、一部議員の質疑応答のあり方には疑問が残りました。議会がいかに「言論の府」といっても、議題外にわたる発言を長時間延々と野放しにして良い訳ではありません。
 議会の能率、質的な制約は守られるべきだと思います。


6月17日 常任委員会連合審査

2010年06月17日 | 木祖村議会と議員
常任合同委員会(連合審査)
・陳情審査
・議案第39号から議案第53号の審査

 この日の陳情案件については、様々な角度から審議が行われたわけですが、私個人としては常任委員長の議事進行や採決方法にちょっと違和感を覚える場面がありました。

 議論の過程で出た意見は「この意見書をそのまま出すのは反対だが、部分的に一部の文言を修正すれば、意見書提出にはやぶさかではない」というのが、おおかただったように思えます。要するに反対なんですよね?

 ところが、最後に「一部を修正して意見書を出すことに反対か賛成か」という形で採決を求める形になり、途中で当局側から改めて補足的な説明があるなど、なんだか妙な状況。雰囲気的にはこのまま賛成多数で採択?されそうな予感…

 思い余って(チョット!待ったああああー)
「委員長。議事進行がおかしい。採決するなら(この案件について)
 採択か、継続審議か、不採択か、で決をとっていただきたい!」

 で、結果は「賛成1、反対7」で不採択となりました。

 陳情に付された意見書採択の賛否と、意見書の中身を変えて出すという議論は全く別の次元です。賛成に挙手された1名の議員の方は明らかに混乱していたと思います。
 しかし、あれだけ「意見書の中身を変えて~云々」と言っていたのに、具体的な修正案をつくる気配もなければ、修正して議員発議という動きもない。継続審議にもならなかったわけで・・・

 今回の委員会の「慎重審議」については、議論誘導のアブナサなど色々と考えさせられた一瞬でした。

6月16日 平成22年6月木祖村議会定例会1

2010年06月16日 | 木祖村議会と議員
9:00~ 平成22年度木祖村6月議会 会期6月16日から7月5日まで。

■村長行政報告
・野中杏一郎先生を偲ぶ会
・木曽川源流の里緑化事業 カエデ植樹・トウモロコシ播種作業
   スミ設備他協力企業・個人より79件の寄付 169万9千円
・平成22年度県の元気作り支援金決まる
東海地区木祖村人会発起人会開催 8月28日(土)に名古屋にて設立総会の予定
・NPO木曽川水の始発駅 たちあげ活動開始
・JRさわやかウォーキング
・国保運営協議会開催 国保税率についての協議
・道の駅竣工式・開所式を7/14に予定
・やぶはら高原ハーフマラソン大会2194人がエントリー
あやめ公園池がため池100選に選定される
・村内イベント開催予定等
   やぶはら高原ハーフマラソン大会7/18
   源流夏祭り7/31

■議長報告 請願書1件付託、議長行動他
■木曽広域連合議会の報告

■一般質問(9議員14件・昼食はさむ)
 今回は議長も一般質問で登壇しました。議員全員が一般質問をしたことになります。
 考えようによっては、それだけ村政の課題が多いというふうにもとれますが・・・
(詳細は、後日放映予定の議会録画をご覧ください)

16:00~
■報告第1号 平成20年度繰越明許費繰越計算書の報告
■議案第39号から議案第53号まで上程、提案説明、付託

17:30~
◎村長より、去る4月28日臨時会における不適切発言についての訂正がありました。
 道の駅のエアコン設置費用に関し、保健所の指導があったかのような表現をしたことについて、思い込みによるものであったとの事です。

 【散会】

 なお、この日は常任合同委員会まで行われる予定でしたが、連合審査は翌日に送られることになりました。
(つづく)