新橋で銀座線に乗り換えて、京橋INAXギャラリーへ。
一面に綿毛のたんぽぽが…。ご本人がいらっしゃったので「乾燥させたのですか?」と、聞きましたら「いえいえ、つぼみの時に摘んで置いておくとああなるんです。だから、最初は黄緑だったんですよ。」
驚きました。
これがインスタレーションなんですね。
その場にいる自分も含めての作品。
新橋で銀座線に乗り換えて、京橋INAXギャラリーへ。
一面に綿毛のたんぽぽが…。ご本人がいらっしゃったので「乾燥させたのですか?」と、聞きましたら「いえいえ、つぼみの時に摘んで置いておくとああなるんです。だから、最初は黄緑だったんですよ。」
驚きました。
これがインスタレーションなんですね。
その場にいる自分も含めての作品。
昨日、【seedbooks】を作るワークショップに参加しました。
大阪堺市にある【手づくり絵本が楽しめる、ちいさな絵本やさん。PICTUREBOOK GALLERY RiRE(リール)】さんが企画・発行しているオリジナル商品で、ちいさなちいさな絵本シリーズ。シート状になったパーツを切り分けて組み立てると、小さな絵本ができあがる、とってもかわいい製本キット。
以前、お世話になっていた《ねこのじゅうたん》で、みたことはあり組み立てられたものは展示会の時やデザインフェスタで購入したことがあったのですが、自分で作ってみるのは初めてでした。
途中、なぜかとんでもないところでカットしてしまったりもしたのですが、店員さんの機転のおかげで(作り方が完璧に頭の中に入ってらっしゃってスゴイです)無事に出来上がりました~。
定規やはさみやのりを使うだけで、簡単に仕上がるとっても楽しい作業でした!
このワークショップ、本日まで(名古屋2店舗を除く)全店で開催されてるそうです
ああ
出品予定です
1ヶ月間、手作り絵本原画展示予定です
横浜・上大岡駅ビル ゆめおおおかオフィスタワー4F
コーヒーのお店 ふれあいショップ あおぞら
9月1日(木)~30日(金) 10時30分~18時 日・祝日定休
JAL羽田空港 国内線【サクララウンジ キッズスペース】
北ウィング・南ウィングの2箇所に、手作り絵本『たんぽぽのたねをひろって』『くろねこきっきのなつのよる』『ティムのすきなきらきら』『りっきーのたからもの』4冊を置いて頂くことになりました★
大阪・手作り絵本が楽しめる、ちいさな絵本屋さん PICTURE BOOK GALLERY RiREさん にて
5月25日(水)~7月4日(月)
『長靴をはいた猫展』
絵本&イラスト(A4サイズ)出展中です 動画もどうぞ
★手作り絵本等をご購入(ご予約)頂きましたら、その売上と同じ額を公益社団法人 シャンティ国際ボランティア会(3年くらい前"アジアの子供たちにおくる絵本に翻訳シールを貼る" というボランティアに参加しました)へ寄付します。
次回のパソナ倶楽部は、6月22日(水)19時~20時半
場所は横浜シェラトンホテル隣の横浜ファーストビル10階(横浜駅西口)にて。
お申込みはパソナのWebから。
手作りキットから、紙を切ったり貼ったりしてしかけを作り、タイトルやご自身の名前を書いて頂いて製本します。表紙にラミネートをするので、丈夫な仕上がりです。色鉛筆やはさみ等、ご用意しておりますので懐かしい工作を楽しむ感覚で、是非お気軽にいらして下さい。 お待ちしております(仕上がりサイズ約13cm角・本文8P)。
子猫のおはなし『ティムのすきなきらきら』です。大小様々な水しぶきを作ってみて下さいね!
14日(土)JR大井町駅から、りんかい線で国際展示場駅へ。そこから450m程歩き東京ビックサイト・国際展示場【デザイン・フェスタvol.33】へ、いちむらみほこさん(PICTUREBOOK GALLERY RiREさん《長靴をはいた猫展》出展予定だそうです)と行きました。
デザイン・フェスタは2007年にヒューマンアカデミー絵本講座ブースで出展、2009年にRiREさんのブースで出品したことがありますが、どちらも秋頃開催のもので、春に行ったのは初めてでした。
まずは、さかうえだいすけさんの【大豆書林】豆本ブースへ。ご本人がいらっしゃって、お客様もたくさんおいでました。手にとりやすく並べられていて「良かったら読んでいって下さい」と立ち読み自由な雰囲気。しかも、丸いシールの貼ってあるものを3冊以上買うとブックケースがもらえるというサービスも!
で、さかうえさんのしいたけシリーズ豆本と、こばやしかをるさん(ブースにいらっしゃいました)の素敵な花の写真豆本と、伊藤彰宏さんの豆本を買いました♪
ちなみに、以前PICTUREBOOK GALLERY RiREさんで作品展を行った時に買ったものです こちらもブックケースつき。
『24番工場』がお気に入りです。
こちらの写真は、上がRiREさんで買ったもの、下が豆本フェスタの時に、はしもとまやさん御本人から後日いただいたもの。そのRiREさんオリジナルの豆絵本《seedbooks》を作るワークショップが、東急ハンズ全店(名古屋の2店舗を除く)で、今月28・29日(土・日)に開催されるそうです★500円・90分、お得で楽しそうです★
以下の写真は、かわいいなぁ~面白いなぁ~と思ったものです
くるくると巻かれた紙がとっても可愛いです
上はくるみボタン、下はアメ玉が入る紙袋
左にようじを置いてます。今回は(?)小さな可愛らしいものにばかり手がのびました。
上はらくがき帳(ブースに小学生の格好をした女の子が!)、下は布カバーの豆本。着物の生地を使っているそうです。
たくさんの刺激をもらい、帰り道でみほこさんと「11月のデザイン・フェスタに出展しようか?」という話になりました。楽しみです。
デザイン・フェスタは、今日も開催(11~19時)されております
ああ
パソナ倶楽部 横浜 手作りミニ絵本講座のお知らせ
手作りキットから、紙を切ったり貼ったりしてしかけを作り、タイトルやご自身の名前を書いて頂いて製本します。表紙にラミネートをするので、仕上がりは丈夫です。色鉛筆やのり・はさみ等、ご用意しておりますので、懐かしい工作を楽しむつもりで、手ぶらでお気軽にいらして下さい。お待ちしております(仕上がりサイズ約13cm角・本文8P)。お申込みは、19日(木)までにお願いします。
5月27日(金) 19時~20時30分 横浜ファーストビル(横浜駅近く)
パソナスタッフ:1,500円 一般:2,500円
お申込みはパソナのWebの申込みフォームからどうぞ。
今回の絵本は『みみとふうせんさん』です。“みみ”というのは主人公のハムスターの名前です。自由に変えて名付けて下さいね!また、ふうせんの色をピンク・ブルー・オレンジの3色からお選び頂けます。
大阪・手作り絵本が楽しめる、ちいさな絵本屋さん PICTURE BOOK GALLERY RiREさん【東急ハンズ全店(名古屋の2店舗を除く)で、5月28日(土)・29(日)にRiREさんオリジナルの豆絵本《seedbooks》を作るワークショップが開催されます!500円・90分、めっちゃお得で楽しそうです♪】の
5月25日(水)~7月4日(月)『長靴をはいた猫展』
に出展予定です。
★手作り絵本等をご購入(ご予約)頂きましたら、その売上と同じ額を公益社団法人 シャンティ国際ボランティア会(3年くらい前"アジアの子供たちにおくる絵本に翻訳シールを貼る" というボランティアに参加しました)へ寄付します。
JAL羽田空港 国内線【サクララウンジ キッズスペース】
北ウィング・南ウィングの2箇所に、手作り絵本『たんぽぽのたねをひろって』『くろねこきっきのなつのよる』『ティムのすきなきらきら』『りっきーのたからもの』4冊を置いて頂くことになりました★
気になる美術展覧会&絵本コンクール
写楽 6月12日まで 東京・上野 国立博物館
夢の国芳 12月~2012年2月 東京・六本木 森アーツセンターギャラリー
バムケロ 2012年5月GW頃 横浜そごう美術館
射水市大島絵本館 5月29日必着 手作り絵本コンクール
銀座松屋8階の会場内、無茶苦茶かわいかったです
『バムケロ』は、ホントに楽しい世界の絵本だなぁ~と改めて思いました。
左から、島田ゆかさんの『バム(犬)』『ケロ(かえる)』ユリア・ヴォリさんの『ぶた』
ユリア・ヴォリさんはフィンランドの方で、島田ゆかさんが20年以上も前から好きな、絵本作家さんだそうです。
原画以外にも、ユリア・ヴォリさんが子供の頃作った絵本(お父様が同業で、画材は小さい頃からまわりにあったそう)や、島田ゆかさんの絵本完成前のラフ本等が展示されていました。お二人それぞれのインタビューのビデオも…製作途中の、色を塗っている過程も映されていて惹きつけられました。
今回の展示、普段は違う世界のキャラクターが同じ場所にいる雰囲気が、全く違和感なく楽しくて、とっても良かったです。
キャラクターグッズ、あれもこれも欲しくなってしまうキュートさでした。特にケロちゃん顔の小さな鉄フライパンは、かなり心惹かれました…貧血には鉄のもので料理したものも有効だって健診でもらった紙に書いてあったし…とも思いましたが、先行発売とのことだったので、いつか、どんぐり共和国に登場するのを願って☆☆☆
地下では、ユリア・ヴォリさんのイラストの、こんなお菓子も販売中みたいです
パソナ倶楽部 横浜 手作りミニ絵本講座のお知らせ
手作りキットから、紙を切ったり貼ったりしてしかけを作り、タイトルやご自身の名前を書いて頂いて製本します。表紙にラミネートをするので、仕上がりは丈夫です。色鉛筆やのり・はさみ等、ご用意しておりますので、懐かしい工作を楽しむつもりで、手ぶらでお気軽にいらして下さい。お待ちしております(仕上がりサイズ約13cm角・本文8P)。
5月27日(金) 19時~20時30分 横浜ファーストビル(横浜駅近く)
パソナスタッフ:1,500円 一般:2,500円
お申込みはパソナのWebの申込みフォームからどうぞ。
今回の絵本は『みみとふうせんさん』です。“みみ”というのは主人公のハムスターの名前です。自由に変えて名付けて下さいね!また、ふうせんの色をピンク・ブルー・オレンジの3色からお選び頂けます。
大阪・手作り絵本が楽しめる、ちいさな絵本屋さん PICTURE BOOK GALLERY RiREさん【東急ハンズ全店(名古屋の2店舗を除く)で、5月28日(土)・29(日)にRiREさんオリジナルの豆絵本《seedbooks》を作るワークショップが開催されます!500円・90分、めっちゃお得で楽しそうです♪】の
5月25日(水)~7月4日(月)『長靴をはいた猫展』
に出展予定です。
★手作り絵本等をご購入(ご予約)頂きましたら、その売上と同じ額を公益社団法人 シャンティ国際ボランティア会(3年くらい前"アジアの子供たちにおくる絵本に翻訳シールを貼る" というボランティアに参加しました)へ寄付します。
JAL羽田空港 国内線【サクララウンジ キッズスペース】
北ウィング・南ウィングの2箇所に、手作り絵本『たんぽぽのたねをひろって』『くろねこきっきのなつのよる』『ティムのすきなきらきら』『りっきーのたからもの』4冊を置いて頂くことになりました★
ぎりぎり観てきました。
~~~三菱一号館美術館Webサイトより~~~
20世紀初頭のドイツ・ミュンヘン、若き芸術家たちが“美の革命”を唱えて立ち上がりました。「青騎士」と呼ばれるグループです。中心メンバーは、カンディンスキーとマルクという二人の前衛画家。彼らは、大量消費社会が幕を開け、物質万能主義が浸透し始めていた時代の風潮を痛烈に批判し、精神的な世界を色彩によって表現しようと挑みました。
カンディンスキーは、音楽を奏でるように色彩で魂を響かせ、マルクは、動物と自然の調和を色彩によって成し遂げようと試みます。あるがままの現実を写し取ることではなく、内面世界を抽象的な表現で表そうとしたのです。多くの批判や反発を受けながら古い世界と闘い、あらゆる芸術の開放を目指した彼らの活動は、20世紀の芸術に大きな影響を与えました。しかし残念ながら「青騎士」は、わずか3年余りで、戦争という大きな時代の渦に飲み込まれていくことになります。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
上の写真の左側、チラシになってる絵【 印象Ⅲ(コンサート) 】は、カンディンスキーがコンサートに行った後、それのイメージを描いたというものです。真ん中の黒いのがピアノをあらわしているそうです。対面した時、いいな、と感じました。右側【 『青騎士』年鑑 】
音楽を絵で表現するのって、私にとってはすんごく難しいことの様に思えます……が、自由なんですよね、そもそも絵って。
そして、テレビで観た時から心惹かれていた“フランツ・マルク”の絵やっぱり良かったです。写真右側【 牛-黄、赤、緑 】は結婚したばかりの頃に描かれたそうで、高揚感が伝わってくると説明がありましたが、確かにそうでした。左側【 虎 】
初めて行った 三菱一号館美術館 広すぎず、混み具合も丁度よく、絵も観やすくて、とっても良かったです。
なんとなく、懐かしい気分になるアイテムがたくさん感じられました。ご本人が大切にされていたものたちなのかなぁ。
宙に浮かんでるようにみえた花たちも良かったです。
映像もあって、座ってゆっくりみました。いい時間を過ごせました。
ながーい間(行きたいなぁ…)と思っていた、吉祥寺にある【トムズボックス】へ初めて行きました。豆本フェスタ2に出展される(私も出展します)いちむら みほこ さんと。
入口は【カレルチャペック】という山田詩子さんの紅茶のお店で、みほこさんにつんだっていった私は、いつの間にかお店に入っていたので「トムズボックスの入口、どこでした?」と聞いてしまいました(特にドアがある訳ではなくつながっていたので「アレ?」という感じでした)。
まずは、楽しみにしていた『片山健』さんの原画展をじっくりと。。。そして、店内もじっくりと。。。
よく行く書店ではあんまりみたことないような、さまざまな本&絵本がいーっぱいありました。「こどものとも」という、保育園などには置いてあるらしい年間購読本があったり、マッチ箱に入った小さな本があったり、ピンバッチがあったり。
ながいことウロウロして、絵本を3冊(片山健さん・大道あやこさん・井上洋介さん)持ってレジへ。店主・土井さんに「変わった取り合わせだなぁ」と言われてしまいました。でも、他にも買いたいの、いっぱいあったので、また行きたいと思います。
偶然、カレルチャペックでは山田詩子さんのサイン会が開催されていました。試飲した紅茶が美味しかったので買い、サインを頂いて写真も撮らせていただいてお店を出ました。山田詩子さん、とっても気さくに接して下さいました。紅茶は会社で頂いてます。
その後、いちむら みほこ さんが以前展示会をなさったことがあるという、ケーキのおいしいお店【A.K Labo】へ。私も展示できるといいなぁと思いつつ、紅茶とケーキをいただきました。
楽しい一日でした。
先月22日、静嘉堂文庫美術館で開催されていた【茶道具名品展 国宝・曜変天目(ようへんてんもく)と付藻茄子(つくもなす)】へ行きました。大井町で東急大井町線に乗り換え、二子玉川駅へ。バスターミナル①番乗場から東急コーチバス「玉31・32系統」で『静嘉堂文庫』下車、徒歩約5分。
曜変天目(国宝・稲葉天目・宋時代12~13世紀)、まじまじとみてきました。不思議な感じ…。油滴天目(重文・唐物茶碗・宋時代・12~13世紀)も素敵でした。前田家の旧蔵品、白磁蓮花文輪花水指(重文・八弁の花形・のびやかな片切り彫り・内外にはすもよう)というのや、千利休が使った象牙の茶杓(覚々斎極筒・桃山時代・16世紀)もあって、なんともきれいでした。。。
こんなにたくさんの歴史ある茶道具をみたのは初めてでした。絵を観に行くのとまた違って良かったです。
4月のアタマ、小松にある宮本三郎(1905-1974洋画家)館へ、Tさん&病院を外泊中の母と行ってきました。舞妓さんの絵が有名だそうですが、ホテルの壁に飾られていたという四季をテーマに描かれた大きな絵と花の絵(特に芥子(けし)が多かったように思います)が印象に残りました。
道路を挟んで向かいに、空とこどもの絵本館という所があり、Tさんと母は喫茶店で休む事にしてもらい、私だけみてきました。
2階建てで、とても広いスペースに親子がくつろげるようになっていて、絵本もたくさんありました。特に大型絵本に惹きつけられて、和室の畳の上でちょと浸ってしまいました。絵が大きいと物語の中に入りやすいのかも。単純ですね。
幼稚園や保育園では充実しているらしい、書店にはおいてない「こどものとも」という月刊誌もたくさんありました。小松市・白山市に在住・在勤の方に、貸し出ししているそうです。
とってもきれいで、リラックスできる場所でした。
銀座松屋でみてきました
「リサとガスパール」は、日本で翻訳されて10周年だそうで、たくさんの原画が飾られていました。ラフとか習作とか、「ペネロペ」のしかけ絵本の元になったのも含めて置いてありました。段ボールに描かれたベニスの風景も素敵でした。
両方の絵本とも、絵はドイツ生まれのゲオルグ・ハレンスレーベンさん、文は奥様、フランス生まれのアン・グッドマンさん。お二人のインタビュービデオも流れていました。ゲオルグ・ハレンスレーベンさん、普段から相当風景をスケッチされているようです(一枚一枚ちゃんとファイルしてあり、その時必要なものを選ぶそうです)が、新作の映画館の絵本を描くにあたっては、その場所をビデオに撮り、それをみながらスケッチしたのだとか。映画館にいるリサとガスパールへの光の当たり方が、印象的でした。
カフェも設置されていました 時間がなくて入りませんでしたが。。。
そして、気になるグッズがたぁくさん売られてて…かわいい缶ほしさにお菓子を買ってしまいました。早く、トートバック入手せねば(Pascoのパンのシールのやつ)
招待券を下さったUさん、どうもありがとうございました
今、ゲオルグ・ハレンスレーベンさん&アン・グッドマンさんの名前を確認しようとして気がつきました。ソニービルでもイベント行われてるみたいです
少し前に、国立博物館で開催されていた “長谷川等伯” 展へ行ってきました。上野公園はたくさんの人。もうすぐお花見の季節だなぁと思いながら歩いていると
濃い桃色の花が咲いているのがみえてきました。近づいてみると、八重の桜のような・・・いい具合に名札があり「寒緋桜」と書いてあるのが読めました。鳥が枝にとまって、花をつついているのをみていると、、、何か時間を忘れるような、旅をしているような気分に。。。
初めて入りました、国立博物館。待ち時間40分。天気がとても良くて気持ちのいい日だったので、列について本「視界良好」を読みながら待ちました。
長谷川等伯について「美の巨匠たち」で特集がありました。桃山時代の天才絵師、1539年石川県七尾市生まれ、1590年に妻・息子と共に京都へ。当時、狩野英徳という絵師の豪華絢爛な絵が流行っていたらしく、彼はその狩野派につっこんでいったんだとか。でも、それで仕事を獲得したことによって息子 久蔵が殺されてしまった(のであろうとの推測)…。その時描かれたのが水墨画の最高峰とされる【松林図】。下絵だったのではないかとも言われている理由は、紙のつなぎめがずれていること。正しいつなぎ目では構図のバランスがおかしくなる、等伯の身近にいた誰かが完成させたのでは…と色々謎が多いらしく。。。実物の絵の前は人がたくさんいましたが並んで少しずつ近づいてみてみました。なにか、なんというか色々な想いを感じて、、、。一歩下がってみて、しみじみ霧の中にいるみたいだぁーと改めて感じました。
この松林図以外に色々な絵がありました。
【海棠に雀図】木の枝にとまった雀がこどもにえさをあげている風景…昔からこういうのは変わってないんだなぁとしみじみ。
【山水図襖】解説を一部 ⇒ 中景から遠景をシルエットにして、最も遠い雪山にいたるまで墨の濃淡を巧みに変化させて奥行き感立体感をあらわしている。。。見事でした。
【烏鷺図屏風】数羽の烏が夢中で遊んでいる様子がよくわかりました。
【竹林猿猴図屏風】さるの表情が豊か。小さい子が笑ってるのがカワイイ。
【竹鶴図屏風】解説を一部 ⇒ 竹そのものよりもむしろ竹林にさしこむ光や湿った空気の表現を牧谿(もっけい・中国の僧、水墨画の画家として名高い)画から学ぼうとしている。。。素敵すぎです。
【松に秋草図屏風】白い花をいっぱいに咲かせたムクゲ、赤白の菊、背の高いふようや薄(←ススキって読むんですね!)などの秋の草花が見事に描かれていました。湾曲が幾何学的との解説も。
【萩芒図屏風】芒(こっちもススキ!)野と野菊、白い萩。萩の描かれるリズムが心地よいとの解説。納得です。
【波濤図】東尋坊みたい。金と黒の見事な融合。
【仏涅槃図】なんと、10×6m の巨大な絵。スゴカッター。一体どうやって描くのだろう。。
すごぉく、見応えありました。おもしろかった!常設展、簡単にまわりましたが、もっとじっくりみたいです。
帰りは待ち時間80分になってました。早めに行って良かった・・・。
先日帰省したとき、母と金沢21世紀美術館の“オラファー・エリアソン あなたが出会うとき”という、デンマーク生まれでコペンハーゲンとベルリンを拠点に活躍している現代美術作家の展示をみてきました。
チラシに「色・光・鏡・霧などの自然現象を駆使して人間の知覚の仕組みを問う作品で知られています」と書いてあり、行ってみたくなりました。
作品をみながらすすんでいくと車椅子に座っている母を皆が気遣って下さって、影がテーマのオブジェの前で学芸員の方が自ら歩いてみせてくれたり、EVのボタンを長押ししてくれたり(何気ないことですが、大変助かります)皆さんに優しくして頂いて、嬉しくなりました。
霧がテーマの部屋から“プール”の場所へ直接行かれるようになっていました。21世紀美術館は何回か行っていますが、初めて入りました~。雨が降っていて、水面に雨粒が落ちてくる様子がよくわかりました。
多分、美術系の学校の方達が先生といらして、ここでも「写真撮りましょうか?」と声をかけて下さって・・・
現代美術というのは、自分がその場所に居ることによって作品が成り立つのだとか。皆さんの優しさも作品のうちだなぁと思いつつ、帰ってきました。ありがたいことです。
あ、滝平二郎さんの切り絵
三菱重工横浜ビル内郵便局で、3月3日にスヌーピーの記念切手を買って、ふと局内をみたら…目に飛び込んできました。1月に丸の内「ていぱーく」でみた滝平二郎さんの展示会が、まざまざとよみがえりました。その時はカメラを持っていなかったので、後日、撮らせてもらいました。色紙くらいの大きさの切り絵です。
三菱重工横浜ビル内郵便局の局員でいらっしゃる、たなべ由美子さんの切り絵&キルトの作品です。キルトはとっても大きくて「大作ですね~」と言ったら「これは、小さい方です。奥にもっと大きいのがあります」との事!すごいです。
小さいキルトは本等をみて自己流で作られたのだとか。どれも、とってもキュートでした
三菱重工横浜ビル内郵便局では、『趣味の展示コーナー』ということで、展示作品をひろく募集しているそうです。私も、手作り絵本を展示してもらう気まんまんです
スケジュール手帳をみて思い出しました!ていぱーく(東京駅丸の内北口)で、『もちもちの木』や『花さき山』の切り絵の滝平二郎(たきだいら じろう ← “たきひら”ではないこと、今日、知りました)さんの展示会と、渋谷(PARCO PART1)でMOE30周年記念の展示会をやってることを。。。
無茶苦茶、良かったです!! 木版画から始まって、た~~~っくさんの切り絵。黒い線が切り抜かれて、その下に塗られている様々な色がきれいできれいで…。たまに上から塗られているものもあり(風とか雨の線とか)、その効果の素晴らしさに見入ってしまいました。
昔ながらの風景の絵、それぞれの物語の絵、光と影の具合なんかも、それはそれは見事でした。
『もちもちの木』は、新聞の連載の挿絵だったそうなのですが、ある時、急に海外へ行くことになり、話が出来上がるのを待って絵を描くことが出来ず、作者であった斉藤さんに相談したところ「じゃぁ、大きな見上げるくらいの大木を1本書いて下さい。話を考えますから。」とのこと。それで、言われた通り、大木と、大きさを強調するための男の子をひとり書いて、海外へ出向いたそうです。そうして、帰ってきたら『もちもちの木』とタイトルがつき、男の子には「まめた」という名前までついて…。
なんていうパネルに書いてあるちょっとしたエピソードも微笑ましかったです。
展示室を出たところでは切り絵の体験教室、B1Fでは、ビデオ上映などもあり、見応えのある展示会です。2月3日までですので、オススメです。入場料110円ですし。
そして、渋谷へ行き、MOE30周年記念の展示会へ。入ってすぐ、作家の皆さんからの「おめでとう」メッセージ色紙の展示が。黒井健さんや、昨日みたばかりの原マスミさんの中に混じって、大好きなポーの作者、野村辰寿さんの色紙発見♪ 久々のポーをじっくりみて、次に進みました。
酒井駒子さんの段ボールに描かれた素敵な絵から始まりました。そして、島田ゆかさん(描き始めた頃はブサイクすぎると言われたぶーちゃん…今はかわいいかわいいと言われます。いつの間に…?ってコメントが)や、「つみきのいえ」の加藤久仁生さん、どいかやさん、エリック・カールさん・・・様々な方の絵がありました。
こちらは、2月8日までですね。B1Fでは、昔のMOEもたくさん売っていて、絵本もたくさんあって、楽しくなります♪
帰ると、主人のお兄さんご家族から《結婚5周年おめでとう》ワインが届いていました。
そして、RiREさんからのメールで友達が作品展に行ってくれた事を知りました。
嬉しさと、感謝の気持ちでいっぱいです。
豊さん、治世さん、美穂子さん、本当に本当に本当に、ありがとうございます。