きらくなたてものや

楽しむ、楽しい、いえづくり、まちづくり

晩秋のカキシブ隊のご案内

2011年10月24日 | 告知・連絡
平日ではありますが、
11/4にカキシブ隊を行います。

毎回楽しく和やかに行われるカキシブ隊ですが、
今回でしばらくサヨナラとなる予定です。
ご都合のつく方は、
ぜひこの機会をご利用ください。

※前回開催の様子

なおご参加いただける方はお手数ですが、
準備の都合等があるため、
人数、交通手段を添えて、
以下のアドレス宛にご返事をお願いいたします。
tamotsu.hidaka@kirakunat.com


■11/4(金)カキシブ隊のご案内
・日時:平成23年11月4日(金) 9:00~日没まで
・場所:厚木市飯山 吉岡木材
・集合:9:00現地集合(本厚木駅からバスでアクセス可能です。)


■連絡事項
・持物:作業できる服装、運動靴、タオル
(柿渋は衣服等に付着すると、二度と落ちません。)
・雨天中止の場合、当日7時までに作業実施を決定のうえ連絡申し上げます。
・ご都合のよい時間だけでもOKです。
・交通手段、詳細の場所等の事務連絡は、改めて個別にさせていただきます。
・昼食は用意、またはごちそうします。
・交通費を支給させていただきます。
(一律1,000円とさせていただきます。)

神棚を作ろう

2011年10月23日 | 横浜栄こ邸
昨日開かれた
横浜こ邸の竣工祝いにて。

この家を象徴する空間の一つは、
1階広間の神棚です。

横浜の里山の一角にある
旧家ということもあり、
神様がたくさん
鎮座しておりましたので、

兄弟のように立つ
7寸角のヒバの両脇に
しっかりと神棚を
作らせていただきました。

こうして神棚を設けて
たくさんの神様がいてくださると、
何だか守られているような、
またその下に立つと
背筋がピンと
伸びるような感じがします。

昔は必ず家に神棚があったものですが、
最近は廃れる傾向にあることを感じます。

これまでの反省も含めて
神棚を作る大事さ、
神棚という空間を
これからも提案してきたいですね。



完成を祝う会@横浜こ邸

2011年10月22日 | 横浜栄こ邸
今日は建主さんのご厚意で、
横浜こ邸の完成を祝う会。

家づくりに関わった
職人一同20名ほどを招いていただき、
盛大な会となりました。

こうして職人が
ここへ一堂に会するのは、
上棟以来ですが、

上棟とはまた違う
達成感と安堵が
皆さんの顔に漂っていました。

初めて建主さんたちと
お会いしてから実に4年以上。

設計に約2年、工事にも約2年、
実にたくさんの年月をいただいて
ようやく完成に至ることができただけに、
その思いもひとしおです。

そしてこの長い長い物語も
ついに一区切りつこうとしていますが、

建主さんたちの心遣いと
この家づくりを
たいへん楽しみにされている様子が、
とてもよく伝わってくる現場だったので、

これほどまだ時間がかかっても
まだまだ通い続けていたいような、
そんな寂しい気持ちも
実はあったりします。

建主さんがこの長い長い物語を
ビデオなどで克明に記録し、
会の間、それらを編集したテープの
上映会を行ったのですが、

テレビの画像から、
ああ、これほどまでに
この家づくりを
楽しんでくださったんだなあと
という気持ちが改めて伝わってきて、
たいへんうれしく思う反面、
そこには先ほどの寂しい気持ちも
同居しておりました。

しばらくしたら
隣の古民家の解体と
外構工事を行うこととなりますが、
その時またここに通うことを
楽しみにしております。

それでは‘こ’さん、
これまで本当に長い間
ありがとうございました。
そしてこれからも
よろしくお願いいたします。








達磨窯で焼いた敷瓦の床に置かれた
柿と壺。

これが本日の私たちを
玄関でお出迎えしてくれました。

いたずらがき

2011年10月21日 | 鎌倉手広た邸
いたずらがき、

という言葉の響きに、
ドキドキワクワク感を感じるのは、
私だけでしょうか。

一般的には
あまりよろしくないことのほうが
多いかもしれませんけどね。

さて手広た邸には、
雨戸の戸袋に隠れて、
見えなくなってしまう
漆喰の部分があります。

今日はその部分を
塗ったのですが、

見えなくなることをいいことに、
左官職人が所員の向山をたきつけて、
「いたずらがき」。

なかなかの出来栄えなので、
今度は堂々と見えるところに
描いてもらおうかな(笑)。



今年も中学生と泥団子作り

2011年10月20日 | 今日のできごと
地元の中学校で年に2回、
体験活動の機会をいただいています。

6月に行う1回目は木の授業、
そして10月に行う2回目は土の授業、

その一環で今回も、
左官の湯田さんにも来ていただいて、
最初少し土のことを勉強したあと、
光る泥団子作りを行いました。

最初に「これを作るんですよ」と
完成品を見せたら、
子どもたちはワクワク。

おしゃべりしながら楽しそうに、
しかし手つきは真剣に玉を磨き、
あっという間に2時間が経ちました。

ずっと子どもたちの様子を
見ていましたが、
玉を磨く作業一つとっても、
本当に人それぞれですね。

最初から要領よく
チャチャッと進める子、
納得できるまで
時間いっぱい下地を作る子、
ちょっと変わったことを
したい子、

それぞれの個性で
大きくなれー。





授業で使った土壁の見本。







見本を使って
土壁の作り方を解説。







フィルムのケースと
梅酒のビンで
玉を磨きます。

光り始めると、
さらにうれしそうに、
ビンを動かす手が
早くなります。







学校の先生も、
子どもたちに混じって
夢中になって作業。







完成品。

これは湯田さんが作ったものですが、
みんなそれぞれ
上手にできました。

この体験を通じて、
少しでも私たちの世界に
興味を持ってもらえれば幸いです。


手広た邸111018

2011年10月18日 | 鎌倉手広た邸
1階の床板貼りが
始まりました。

1階の床板は、
厚さ15㎜のサワラの板です。







左官屋さんが、
玄関土間を仕上げています。

玄関土間は、
深草砂利洗い出し。

きらくなたてものやの
定番ともいえる仕上げです。










外壁の下塗りが終わり、
ほぼ乾いています。

明日から仕上げ塗りが
始まる予定です。