きらくなたてものや

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同じ人の手でも

2006年02月09日 | 今日のできごと
冬の武相荘記録その4

武相荘をさらに進むと、散策道がある。
あたりはコナラを中心とした雑木で覆われた林だ。

そして散策道の脇には、柵らしき装置がある。
木目を見るとナラ系に見えたので、たぶん目の前で伐ったコナラをそのまま使っているのだろう。
それは柵なんだろうけど、柵にしては低く、腰をかけるのにちょうどよい形と高さになっている。

本当ならばこのように、人の手が入るほどに世界は美しく、合理的となる。

しかし、どこまでも人工的な世界が続く現代日本の空間は美しいだろうか。
現代では往々にしてガードレールや金属製の手すりなどで作られてしまうその部分は美しいだろうか。
同じ「人の手」によるものでも、この差は一体どこにあるのであろうか。


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