きらくなたてものや

楽しむ、楽しい、いえづくり、まちづくり

込栓モザイク

2010年06月17日 | 横浜栄こ邸
建前では、
ほぞや継手の部分で
込栓をたくさん使います。

大工が事前に
カシで何百という込栓をこしらえ、
箱に入れて
建前に備えるのですが、

その箱が、
モザイクタイルのようになって、
とても美しいです。

込栓使って、
箱から減っていくのが
残念に思うくらいです(笑)

手で刻むということは、
込栓、車知栓、ダボなど、
こうした小物を作る手間も、
とても大切になります。

梅雨の谷間に建前

2010年06月17日 | 横浜栄こ邸
ついに関東地方も
梅雨突入。

しかし今日は、
梅雨の谷間の、
真夏を先取りしたお天気。

日中は雲も、
見当たらないほどでした。

そんなお天気の下で、
横浜こ邸の建前作業。

大工8名、左官屋2名、
水道屋、電気屋にも
手伝いに来てもらい、
現場は活気に溢れました。

横浜こ邸では、
7寸角、9寸角といった
通し柱が多く、
そのために「差す」仕口が多くなり、
しかも、差鴨居と床梁が
2段で差されるところも
何ヵ所かありましたので、
難易度がとても高く、

身体だけではなく、
頭もたくさん使って、
みんなでよくよく考えながらの
作業となりました。

そんなわけで
作業はじっくりと進みましたが、
智恵と機転の詰まった作業で、
見ているほうは、
見応えがありました。



しかし、
いいお天気すぎる(笑)

見ているだけで、
体力を消耗しました。

そんなときに職人の皆さんは
材を担ぎ、考えながらカケヤを叩いて、
本当におつかれさまでした。
































































































今日は、ここまで。