夫が目覚める前に柏の葉公園へ出かけた。野鳥を撮りたいと思ったが、全く会えなかった。開花し始めたヒトツバタゴが見事だった。ヒトツバタゴ(一つ葉田子)は、同じモクセイ科のトネリコ(別名をタゴ)に似ており、トネリコが複葉であるのに対し、小葉を持たない単葉であることから命名。雌雄異株で、雌株のみの木はなくて、雄花をつける株と、両生花をつける株がある。広辞苑によると、「なんじゃもんじゃ」とは、関東地方で、その地方には見られない種類の大木を指していう称。千葉県香取郡神崎の神崎神社のもの(くすのき)、東京都明治神宮外苑のもの(ひとつばたご)、筑波山のもの(あぶらチャン)、山梨県鴬宿峠のもの(りょうめんひのき)などが知名。
モクセイ科 ヒトツバタゴ属
別名「ナンジャモンジャ」
2017年5月6日午前6時40分
↓ 巨木になった左からカツラ・ヒトツバタゴ・クス
柏の葉公園のハンカチノキの花は残念ながら盛りを過ぎていた。花びら(苞葉)が垂れ下がりまさにユウレイのような花や、可愛い小さな青い実が見られた。ここには、2本の木が植栽されているが、今年はどちらも多数花をつけていた。
ミズキ科 ハンカチノキ属
別名「ハトノキ・ハンカチツリー・ゆうれいのき」
2017年5月6日午前7時30分
↓ 幹も太くなったハンカチノキ。沢山の花がついていた。
↓ もう1本のハンカチノキ。周りの植え込みの上などに沢山の花びら(苞葉)が散っていた。
↓ 辛うじて花びら(苞葉)が残り、小さな青い実が出来はじめている
↓ 片側の花びら(苞葉)が落ち始め、ユウレイ状態。
↓ 片方の花びら(苞葉)は散り、青い実が二つ
↓ 遅れて開花したのだろう。青い実と残っている雄しべが見える
↓ ハンカチノキの花(15/04/23)
2枚の苞葉と多数の雄しべと1個の雌しべ
↓ 新葉の中に花(苞葉と多数の雄しべが見える)(15/04/12撮影)