大堀川水辺公園で咲くヒロハホウキギク(広葉箒菊)。淡い薄紫色の小さな花は、私には顔を近づけないとはっきり見えないが、可憐で美しい。ただ、枝や茎は四方八方に広がるので、全体を撮るのは結構厄介な植物だ。ヒロハホウキギクは、荒れ地に生える北アメリカ原産の帰化植物。頭花は約7~9mm、花後に花弁が外側に巻き込む。冠毛は筒状花より短い。花期は8月~10月。
キク科 ホウキギク属
2015年9〜10月
↓ 草刈りが終わった水辺公園の階段横から芽吹いて開花したヒロハホウキギク(15/10/12)。
太い茎は刈られたヒロハホウキギクのもの。
↓ 花の直径約8mm、総苞の長さ約6mm。
舌状花は、花後に外側に巻き込む。
↓ 花後に舌状花が外側に巻き込んでいるヒロハホウキギク。
↓ 冠毛が見え始めたヒロハホウキギクの花。
見え始めは筒状花より短いが、時間を経て一挙に伸びるそうだ。
↓ ヒロハホウキギクの果実と冠毛。
種子は紫褐色に成熟し、長さ2.5mm、長さ7mm程度の冠毛があり、風で散布。
↓ 四方八方に広がって咲いたヒロハホウキギクの花後