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アルママの気まぐれ日記

主に大掘川周辺の散歩で出会った動植物の写真を載せています。

麗澤大学で見たニワゼキショウ(庭庭石菖)の花とナンジャモンジャの花後

2011-05-22 | 植物

麗澤大学の芝生の中で咲いていたでニワゼキショウ(庭石菖)
アヤメ科 ニワゼキショウ属
撮影2011年5月18日 午後1時半過ぎ
画像クリックで原寸


  葉は、茎の下に2列に互生しているが、茎の下部に集まるので根生状に見える。


  花は茎の先の苞の間から柄を出す。
咲き始めのねじれが残る花


  開花した花と、花が萎んだものと、実が同時に見られるニワゼキショウ。
実は小さな西瓜状のスジが入っていて、まん丸で可愛らしい。

 


  開花直前の蕾



この日は大きなケヤキのある芝生の広場には多数の家族連れがお弁当をひろげていた。ナンジャモンジャの花は散って、細い果実がついていた。
(ナンジャモンジャは左下の柵の中)



ナンジャモンジャの花後
モクセイ科 ヒトツバタゴ属

 

 


咲き始めの ナンジャモンジャの花  撮影2008年5月2日



メモ

ニワゼキショウ(庭石菖)

・北アメリカ原産。
・日本には明治時代中期に渡来。
・葉がサトイモ科のセキショウに似て、庭に生えるので、この名がついた。
・花色は淡紫色、白色。
・花は、茎の先の笣の間から柄を出し、3~5個が順につく。
・花弁は、内外3枚ずつの花被片で同形同大。
・花の大きさは1.5cm。
・葉の形は剣状、基部は鞘状で茎を抱く。
・葉のつき方は、茎の下部に2列に互生。ただ、葉は茎の下部に集まるのでほとんど根生状に見える。
・茎の高さは10~30cm。
参考文献 山渓「野の花」