有為転変(物事は移り変わって儚いの意)

更新が遅く現状では有りません。名前が間違ってる事も有るのでご承知おきを。

強烈に暑い湿原へ

2024年07月09日 | 混在
猛烈な暑さになってますね、最高気温40℃を記録した所も有りました。
こちらは40℃にはなってませんが35℃は超えてます。
※5日36.9℃、6日35.9℃、7日37.3℃、8日36.6℃。
そんな酷暑の中、花を探しに何時もの湿原に行ってみました。
湿原の手前に居たイチモンジセセリ(一文字挵)。

同じく手前の池に居たカイツブリ(鳰)の幼鳥。 

こちらは夏羽の親鳥。 

ウチワヤンマ(団扇蜻蜓)も居ました。 

湿原のコンクリートの腰掛にウラギンシジミ(裏銀小灰蝶)。 

 腰掛けたら当然飛びました、でも次にとまったのは私の靴。
ざんねんながら靴にとまった所は撮れず、靴から飛び立ち地面へ。

湿原の池とは呼べないほどの小さな水溜り(約50坪・約165㎡)にも小さな魚が。
多分カワムツ(川鯥)かアブラハヤ(油鮠)だと思いますが、まるで空中に浮いてるような。
影が写ってるので浮いてるように見えるのでしょうね。

この時期良く見られるキンモンガ(金紋蛾)。 

以前にも撮ったサラサヤンマ(更紗蜻蜓)この日は飛んでるのを上から撮る事が出来ました。
腰が括れてるのと独特の模様です。
ヤンマ科アオヤンマ亜科、体長58~67mm、北海道~九州に分布。
環境省、愛知共に指定外ですが、24都道県で準~Ⅰ類に指定されてます。

前回も撮ったシオデ(牛尾菜)、前回咲き始めで花が少なかったのが今回は沢山咲いてました。 

雌雄異株で画像は雌株の雌花。 

ヌマトラノオ(沼虎の尾)は咲き出したばかりでした。
サクラソウ科ヌマトラノオ属の多年草で本州~九州に分布。

ミミカキグサ(耳掻草)も咲き始めてました。
タヌキも科タヌキも属の多年性食虫植物で北海道~沖縄に分布。


さらに僅かにムラサキミミカキグサ(紫耳搔草)も見付けました。
タヌキも科タヌキも属の多年草で北海道~九州に分布。


モウセンゴケ(毛氈苔)の白い花。 

天気が良かったのでトウカイコモウセンゴケ(東海毛氈苔)も咲いてました。
※晴れた日の午前中にしか咲きません。

まだノヤマトンボ(野山蜻蛉)又はオオバノトンボソウ(大葉の蜻蛉草)も咲いてました。
萎れてる株が多い中、この株はまだ咲いたばかり。

肝心の開いてる花を撮り損ないました。(>_<) 


今回の目的の花ヒナノシャクジョウ(雛の錫杖)は残念ながらまだ早かった。(T_T)
ヒナノシャクジョウ科ヒナノシャクゾウ属の多年性腐生植物で関東以西九州に分布。
中央の先端が黄色のがもう少しで開きそう。

こちらも目的のホンゴウソウ(本郷草)、やはり少し早過ぎました。
なんとか見付けたものの小さ過ぎて(草丈約1
㎝)焦点が合わず。
ホンゴウソウ科ホンゴウソウ属の多年性腐生植物で関東以西~沖縄に分布。
環境省の絶滅危惧Ⅱ類(VU)指定種。

最高気温35.9℃で汗ダラダラの湿原の僅かな花でした。
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