珍しく遠出して、標高1000mまで行ってみました。
年に一度、7月に行ってましたが、この時期はどうなんだろうと。
そこは東海自然歩道が通り、管理釣り場やキャンプ場も有り賑わっていました。
特に大砲レンズを携えた人が目立ちます。
管理釣り場で釣りをする人、密とは縁がない場所でもマスクをしてます。
人工池の管理釣り場の畔にクリンソウ(九厘草)が咲いていました。
初見初撮りです。
サクラソウ科サクラソウ属の多年草で、北海道~四国の山地の湿地に分布する日本固有種。
名前の由来は、花が何段も輪生している事からだそうです。
花の直径は2~2.5cm。
人工池の畔なので、自生なのか植栽なのかは不明です。
作られた湿地の中にノハナショウブ(野花菖蒲)が咲いていました。
多分植えられたものでしょうね。
ノハナショウブにシオカラトンボ。
咲き残りのヤブウツギ(藪空木)。
タニウツギ科タニウツギ属の落葉低木で、山梨以西の本州と四国に分布する日本固有種。
ミズキ(水木)の花があちこちで見られました。
ミズキ科ミズキ属の落葉高木で、北海道~九州に分布。
名前の由来は、春先に枝を切ると水が滴り落ちる事からだそうです。
赤い鐘形の花が咲いていました。
図鑑で調べると、花柱が花冠から突き出てるのでチチブドウダン(秩父満天星)のようです。
花柱が花冠から突き出ないのをベニドウダン、いやいや同一種だとする説が。
ツツジ科ドウダンツツジ属の落葉低木で、関東~近畿に分布する日本固有種。
※ベニドウダンは関東以西~近畿、中国の瀬戸内側、四国、九州に分布。
一応チチブドウダンとしましたが、図鑑に依り載ってる画像が様々。
更に花の色や花弁の先端の形、花柱が出る出ない、分布域もまちまちでした。
ベニ、サラサ、ツクシ、ベニサラサの各ドウダンが入り乱れて。(>_<)
次回も標高1000mの花を。
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