有為転変(物事は移り変わって儚いの意)

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低山の林道へ花を求めて

2020年10月23日 | 山野草
車止めに駐車して、低山の林道を歩いて登ります。
目的の花は3種類、咲いててくれると良いのですが。
歩き始めて直ぐに目的の一つが咲いていました、ホトトギス(杜鵑草)です。
小さな一株で草丈10cmに満たないほど、一輪だけ花を着けていました。

約20分後またホトトギスが咲いてました、今度のも小さな株で一花のみ。
画像では分かり難いですが、先ほどの花より少し色白の花でした。


ユリ科ホトトギス属の多年草で、北海道最南部~九州に分布する日本固有種。
花の直径は3~4cm。

ここのホトトギスは数年前猪にやられ、壊滅状態でした。
復活し始めたばかりで、一花だけの小さな株となってます。

ヤマジとヤマも見たかったのですが、今年は既に終わってしまったようです。
「目に紅葉 ヤマホトトギス 焼き秋刀魚」と聞いた事の有るような句まで考えてたのに。(^^;)

ヤマハッカ(山薄荷)が至る所で見られました。

シソ科ヤマハッカ属の多年草で、本州~九州に分布。

白花を載せてた方がいましたが、沢山咲いてるので一株くらい有って欲しいですね。

食べ頃のアケビ(木通)の実、高くて採れませんでした。

ツリガネニンジン(釣鐘人参)。
もっと沢山咲いてても良さそうなのに、僅かしか見られません。

ゲンノショウコ(現の証拠)が小さな群落を作ってました。
残念ながら白花ばかり。

フウロソウ科フウロソウ属の多年草で、全国の山野に分布。

相変わらず私には同定が難しい花、ヤマトウバナ?イヌトウバナ?それともヒメジソ?

図鑑と睨めっこした結果、イヌトウバナ(犬塔花)としました。

本当はどこが違うか分からなくて面倒になったので。(^^ゞ

これも苦手なキク科の花、ノコンギク(野紺菊)としましたが…果たして。

図鑑では舌状花は淡青紫色で、白に近い事も多いと。
こちらは何故か花が白くなりがちなので、白でも不思議では有りません。
蕾の時は淡青紫色らしいですが、生憎蕾は有りませんでした。

林道脇の溝の中に沢蟹が居ました。
昔は雨上がりにゾロゾロ出て来たものですが、最近そんな光景は見られません。

続く…。
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